AIR 1.1日本語版登場!
PLUSLU Media/PLUSLU Business
弊社でも、AIR 1.1のリリースに合わせ、これまで、βプログラムであったサービス「PLUSLU Media/PLUSLU Business」を正式に開始しました。
AIRのPUSH機能を活用し、「新たなPush Mediaの創造」をコンセプトに開発した、リッチデスクトップアプリケーションのプラットフォームで、Webアプリケーションと既存のアプリケーションの補完関係をつくるという意の「情報をプラスする」が語源です。
「PLUSLU Media」では、専用のポータルサイト(http://www.pluslu.jp/)を開設し、アプリケーションのダウンロードとAdobe AIRならびにPLUSLUの情報提供を行っていきます。将来、広告代理店などとの協業にて、広告モデルとしての展開も予定しています。
「PLUSLU Business」では、内部統制、情報セキュリティ対応の一環として、社内イントラネットにて全社員への情報伝達徹底ツール、あるいは多拠点、支社などへ動画やPDFドキュメントを用いての社内研修、教育、代理店トレーニングなどとしての利用など、各企業の個別のニーズにカスタマイズして対応しています。
サービスのリリースを見ていただいた企業から、多くのお問い合わせもいただて、うれしい限りですが、すでに大手企業の導入も決定し、現在、既存システムとの連携を行っているところです。
このように今後が期待できるAdobe AIRで、読者の皆さんも、アイデアを膨らまし、アプリケーションを制作すれば、きっと活躍の機会も広がるでしょう。
さて、このAdobe AIRですが、今後、どのように進化していくのでしょうか。
今後のAIR
今後のAdobe AIRについて、その将来像をアドビ システムズ社の轟氏にお聞きしました。
AIRは、今後のAdobeのRIA戦略の中心にあり、「さらに表現力豊かなRIAへ」というキーワードで展開していきます。大きなポイントとしては「FlashPlayer10を搭載する」「2009年 次期AIR公開予定」「Open Screen Projectに参加」の3つをあげていました。
また、弊社としても注目しているのが、「Flash Player 10対応」と「Linux版の登場」についてです。
Flash Player 10では、3Dアニメーションのサポートの向上、ビデオハードウェアによるアクセラレーションといった改良が施されており、AIRの表現の幅がさらに広がると思うと非常に楽しみです。
Linux版は2008年後半に登場する予定で、これにより、デジタルサイネージなどのPC以外へのデバイスへの展開に拍車がかかると思います。弊社も「Open Screen Project」に賛同しており、すでに携帯とPCの連携を進めています。
いかがでしたでしょうか。今回の特集では、AIR 1.1日本語対応版の発表もあり、ホットな情報を読者の皆さんにお届けできたかと思います。これが皆さんのAIRアプリケーション制作のきっかけになればうれしい限りです。