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| Archiveエンジンとは | ||||||||||||||
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Archiveエンジンは、テーブルデータを圧縮してディスク上でのデータ格納量を低減することを目的としたストレージエンジンです。 Archiveテーブルに対して使用できるSQL文には制限があります、具体的にはINSERT文とSELECT文のみ実行可能です。DELETE文やUPDATE文が実行できないということは、1度挿入したレコードを変更することができないことを意味し、改竄されることのないテーブルとして監査用データに使用することもできます。 なお、SELECT文は実行できるものの、現行バージョンのArchiveエンジンはインデックスをサポートしていないため、必ず全件探索になります。よって、性能面については注意が必要です(将来バージョンではインデックスをサポートするようです)。 |
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| Archiveのテーブルファイル | ||||||||||||||
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テーブルを作成する際に、CREATE TABLE文のENGINE句に「ARCHIVE」を指定することにより、Archiveテーブルを作成することができます。Archiveテーブルを作成すると、そのデータベースのディレクトリ内に、「テーブル名.frm」「テーブル名.ARZ」「テーブル名.ARM」の3つのファイルが作成されます。
表2:テーブルファイルの役割 次に示すのは、「Archive_TEST」データベース内に「TEST00」という名前のArchiveテーブルを作成した時のファイル一覧です。「Archive_TEST」ディレクトリ内に「TEST00.frm」「TEST00.ARZ」「TEST00.ARM」の3つのファイルが存在していることがわかると思います。
次はArchiveテーブルの「TEST00」に10万件のレコードをロードした状態にて、「show table status」コマンドを実行した結果内容を次に示します。 show table statusコマンドの例
なお、Archiveテーブルを構成するファイルには、もう1つ「テーブル名.ARN」というファイルがあります。このファイルは、「optimize table」コマンドをArchiveテーブルに対して実行した際に一時的に作成されるファイルです。通常は、存在していません。 |
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