
HOWS、Ajax技術者養成サービスを開始
Ajax研修Webシステム
2007/3/27 14:00
AjaxのWebシステム適用ノウハウを2ヶ月で習得可能
HOWSは3月27日、企業におけるWebシステムへのAjax適用技術習得を目的とする、「Ajax技術者養成サービス」を2007年5月より提供開始すると発表した。
Webシステム開発において、リッチなユーザインターフェースを実現するAjax開発手法の採用を検討する企業が増える一方、企業システム適用における開発ノウハウや開発技術者が不足しているという。こうした状況下ではシステム開発の生産性を低下させ、システムのユーザビリティ面でもAjaxの適用メリットを活用しきれないなどの問題が浮上しているとのことだ。
HOWSは、従来よりAjaxをはじめとする技術研修を行っていたが、さらに新しい2つの研修コースを設置し、「Ajax技術者養成サービス」として提供開始する運びになったという。
本サービスは、Ajaxの基礎技術習得を目的とした「Ajax基礎コース」と、業務システムにおけるAjax導入を検討している企業の情報システム部門技術者などを対象とした「Ajax実践コース」の2コースになるとのこと。
- Ajax基礎コース
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Ajaxの未経験者も受講対象としており、Ajaxの要素機能であるイベント処理、非同期通信、動的表示機能を高いレベルで使いこなし、実践的なAjaxプログラムが作成できるようにカリキュラムを組んでいる。また、prototype.jsでのAjaxフレームワークプログラミングを紹介する。
- Ajax実践コース
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Ajaxの経験者を対象としたもので、Ajax+Javaサーブレット+データベースの組み合わせで、イベントの伝播や再帰処理、コールバック処理などを組み合わせた高度なAjaxプログラムが作成できるようにカリキュラムを組んでいる。またBackbaseやActiveWidgets、DWRなどのAjaxツールでのプログラム作成方法を紹介する。
受講者は、研修期間中にAjax導入における業務要件や問題点などを提起することが可能で、実践ノウハウを活かした具体的な解決策としてアドバイスをうけられるとしている。
各研修コースともに、1クール(全8回)で研修費用は1人あたり21万円(税込み)、5月11日(金)から第1期研修を開始するとのこと。なお、4月2日(月)より申し込みが可能だ。
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)