ピープルスタッフ、ウイングアーク テクノロジーズの多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」シリーズを導入

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ピープルスタッフ、ウイングアーク テクノロジーズの多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」シリーズを導入

検索エンジン経営分析Webアプリケーション

2007/3/8 14:00

登録スタッフや全社実績の情報を経営分析につなげる

ウイングアーク テクノロジーズは、同社の多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」シリーズをピープルスタッフが導入したことを発表した。Dr.Sum EAは、経営分析につながる企業データWeb対応のデータ分析システムだ。

ピープルスタッフは、人材派遣業を中心に人材紹介、教育サービス、アウトソーシングサービスなど、人材に関する総合的なサービスを提供する企業だ。これまで同社では、スタッフ情報、受注情報、勤怠情報、給与情報など様々なデータを蓄積していたが、これらのデータを活用するには、情報システム部門が依頼を受け、データを切り出し、Excelに加工しユーザに提供する必要があった。

今回、クライアント/サーバ型オープンシステムからWebベースの基幹システムへの刷新に併せ、経営分析につながるデータ分析システムの導入を検討していた。選定の主な理由は以下の通り。

  • プログラム知識のないユーザでも操作できる、わかりやすい構築手順
  • ユーザ数の増加に対応できる、サーバライセンス体系であること
  • 継続的なメンテナンスとサポート体制
  • 確かな導入実績を有する製品であること
  • Webアプリケーション対応製品であること

同製品の導入により、経営分析につながる企業データの可視化がはかられ、経営層からユーザ部門に至るまで社内データを有効活用する環境が整ったという。またこれまで情報システム部門がデータ加工に費やしていた工数を大幅に削減できたという。

同システムは、月次ベースで各部門のマネージャ層で利用され、集計された数万件単位の受注データや売り上げデータ、10万人を越える登録スタッフの稼動情報が閲覧されている。ユーザ部門では、重要な経営指標の推移が全社単位だけでなく、部門単位で容易に把握できるようになり、業績の推移状況や変化に素早く対応できる環境が実現されたという。

ピープルスタッフでは、データ分析に関するユーザからの要望を受けて閲覧データの拡充やリアルタイムベースの集計環境を目指し、分析システム構築の強化を予定しているとのこと。

問い合わせ先

ウイングアーク テクノロジーズ株式会社

URL:http://www.wingarc.com/

(ThinkIT編集局  千本松 歩)

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