
NTTコムウェア、ITサービスマネジメント国際認証規格「ISO/IEC20000」の認証取得
itSMFISO/IEC20000ITIL
2007/2/5 11:00
ITILの普及促進をはかる
NTTコムウェアは1月、BSIジャパンよりITサービスマネジメントの国際認証規格「ISO/IEC20000」の認証を取得したことを発表した。この認証はitSMFおよび日本情報処理開発協会/JIPDECの認定によるもの。
「ISO/IEC20000」は、2005年12月に発行されたITサービスマネジメントの国際規格。ITILを基に企業のIT部門やITベンダーが効率的・効果的なシステム運用を実施するための枠組みとしてだけでなく、運用状況の評価基準として規定されている。同社では、ネットワークおよびサーバサービス提供部門において認証を取得したとのこと。
同社ではこれまで、ISO9000、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度の認証を取得している。今回の取得はITサービス運用保守の業界スタンダードといえるITILの普及促進を目的として、これまでの取り組みの結果だという。
NTTコムウェアでは、今回の認証取得で得たノウハウを水平展開し、「ISO/IEC20000」の認証取得分野を拡大するとともに、ITサービスマネジメントシステムを維持運営していくことにより、さらなるサービス品質と信頼向上を目指していくとのこと。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)