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| クエリキャッシュサイズの最適値を知る | ||||||||||||||
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MySQLサーバには、MySQLクライアントからのクエリとその実行結果をキャッシュし、次回から同じ内容のクエリが要求された場合にキャッシュから応答する、クエリキャッシュという仕組みがあります。キャッシュから応答させることによってデータベースへアクセスする負荷を軽減し、また応答速度自体の向上も狙ったものです。 デフォルト状態ではクエリキャッシュを使用しない設定になっています。以下のように現在の「クエリキャッシュに使用するメモリ量の最大値」であるquery_cache_sizeを確認してください。 デフォルトでは0Mbytesに設定されていて「クエリキャッシュを使用しない」という状態であることがわかります。なおshow variablesで表示される単位はkey_buffer_size同様bytesです。 |
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| query_cache_sizeのチューニング | ||||||||||||||
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まずクエリキャッシュを使用するように設定するために、「/etc/my.cnf」を以下のように設定してください。
[mysqld]
その後、MySQLのサービスを再起動します。
# /etc/init.d/mysql restart
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| クエリキャッシュに関する情報 | ||||||||||||||
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MySQLが再起動したら、改めてquery_cache_sizeを確認してみましょう。今回はクエリキャッシュに関わる他の値も一緒に表示させます。 すると/etc/my.cnfで設定した通り、約16Mbytesになっていることがわかります。また一緒に表示されているその他のパラメータの意味は以下の通りです。
今回はこれらのパラメータに関してはチューニングを行いませんが、例えばクエリ結果がかなり大きい場合はquery_cache_limitを大きくしたり、逆に小さい場合にはquery_cache_min_res_unitを小さくするなどの手法があります。 |
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