|
||||||||||
| 前のページ 1 2 3 次のページ | ||||||||||
| レンダラ/レンダーキット | ||||||||||
|
レンダラとは、UIコンポーネントツリーで示されたユーザーインターフェイスの構造を、デバイスに適合したユーザーインターフェイスの表現形式に変換するクラスのことです(図2)。 ![]() 図2:レンダラ 通常、レンダラはコンポーネントのタイプや機能ごとに定義されています。なお、JSFに準拠する実装には標準でHTML用のレンダラを付属しなければならないことになっています。 また、各コンポーネント用に用意された、同じ性格を持つ複数のレンダラをまとめたものをレンダーキットと呼びます。レンダーキットを取り替えることで、すべてのJSFページの外観を丸ごと取り変えたりすることができます。 |
||||||||||
| マネージドBeanとバインディング | ||||||||||
|
ビューとモデルを結合する仕組みとして、JSFではマネージドBeanという機能が提供されています。任意のBeanクラス(POJO)をマネージドBeanとしてJSFに登録しておくと、実行時にJSFによって自動的にBeanクラスがインスタンス化され、指定した名前のJSF変数にBeanへの参照がセットされるようになっています。 JSFページとマネージドBeanは、JSFタグに式の記述を行い、マネージドBeanのプロパティ(注1)を「バインディング」することで互いにデータのやり取りが行えるようになっています(図3)。バインディングの実例および方法については後述します。
※注1:
getXXX()やsetXXX()のような、いわゆる「ゲッター/セッター」と呼ばれるメソッドによって外部からアクセス可能な、Beanが保持している値のこと。
![]() 図3:JSFページとマネージドBeanのバインディング |
||||||||||
| バリデータ | ||||||||||
|
JSFでは、画面に入力された値の妥当性を検証するためにバリデータという機能が提供されています。JSFでは、画面に値を入力できるすべての入力コンポーネントにバリデータを設定することができるようになっています。バリデータの実例、および使い方については本連載の後の回の「バリデータの設定」で解説します。 |
||||||||||
| コンバータ | ||||||||||
|
JSFでは、画面に入力された文字列(String)をマネージドBeanのプロパティに格納します。そのプロパティにはInteger、Dateなどさまざまな型があるので、プロパティに設定する前に型変換が必要となります。 また、画面を表示する際にも、逆にプロパティの型のオブジェクトを文字列(String)に戻す処理を行います。JSFでは、この画面入力値とマネージドBeanのプロパティの型の相互変換を行う機能としてコンバータが提供されています。 |
||||||||||
|
前のページ 1 2 3 次のページ |
||||||||||
|
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||



