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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
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IPA、2006年度下期「未踏ソフトウェア創造事業」採択プロジェクトを発表

2006/12/1
独創的な技術やビジネスシーズを有するIT人材発掘を目指して

   独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は、2006年度下期の「未踏ソフトウェア創造事業」の審査を行い、提案テーマ数178件(応募総数は273件)の中から、44件の採択プロジェクトを発表した。

   未踏ソフトウェア創造事業は、独創的な技術やビジネスシーズを有するIT人材(スーパークリエイター)の発掘・育成を目的として2000年度より実施、2004年度より年2回の審査を行っている。プロジェクトの審査はIT分野において実績や能力を持つプロジェクトマネージャがそれぞれの視点から評価を行い、採択を決定する。

   今回の採択者(代表者)は、学生・大学院生が全体の31.8%を占めており、前回(31.2%)より増加している。また、企業従事者は34.1%となり、こちらも前回(28.1%)より増えてている。採択者の平均年齢は29.9歳。

採択プロジェクトの詳細
http://www.ipa.go.jp/about/press/20061130.html

   なお、現在「徹底攻略!Free Flex 2 SDK」を連載中の酒徳 峰章氏もWEB開発環境「葵」の開発プロジェクトで今回採択されている。

   本事業はこれまでの国によるソフトウェア開発支援制度とは異なる他に類を見ない制度として、高い評価を受けている事業だ。採択プロジェクトの成果の有効活用やスーパークリエイターの今後の活躍に期待したい。

問い合わせ先
独立行政法人 情報処理推進機構
TEL:03-5978-7504
http://www.ipa.go.jp/

(ThinkIT編集局  千本松 歩)