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| 新設される仮想化のベンチマーク策定ワーキンググループに参加 | ||||
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SWsoftは1月22日、Standard Performance Evaluation Corp.(SPEC)に参加したことを発表した。SPECは高性能コンピュータの最新世代の性能を測定するために標準化されたベンチマークを確立、維持、是認する非営利団体である。SPECメンバーは、全世界の主要なコンピュータハードウェアベンダーおよびソフトウェアベンダー、大学、研究機関から構成されている。 SWsoftは、OS仮想化ソフトウェア「Virtuozzo」を提供しており、今回データセンターサーバのための仮想化性能を比較する標準方法を開発する新たなワーキンググループに参加する。 SWsoft 最高経営責任者(CEO)セルゲイ・ベローゾフ氏は「仮想化がデータセンターのベース技術になるにつれ、すべてのタイプの仮想化技術のベンチマーキングは、顧客が自分のニーズにマッチしたソリューションを選択する際に重要となる」と語っている。 SPEC 社長ウォルター・ベイス氏は「仮想化はITに影響を与える重要な要素で、性能を評価する業界標準手法にとって適した時期である」と語っている。 Virtuozzoは、2006年9月のIDCレポートにおいて仮想化技術の中でもっとも急成長している技術としてあげられている。またGartner Groupの11月のレポートでは、OS仮想化が2010年までに主流になるといわれている。このような背景の中で、仮想化技術のベンチマーキングが確立されることは、企業システムへの仮想化技術導入において非常に有効であろう。 (ThinkIT編集局 千本松 歩)
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