
アシスト、日立金属工具鋼が営業支援システム「ウェブハロー」の利用率100%を達成したと発表
営業支援システム見える化SFA
2007/2/5 19:15
営業の見える化に成功し、ロングテール市場への密着営業を実践
アシストは2月5日、同社が販売する営業支援システム「ウェブハロー」を日立金属工具鋼が採用したことを発表した。日立金属工具鋼では、2005年9月の利用開始から全社展開が進み、現在システムの利用率は100%を達成しているという。
ウェブハローは、ワンファクト・ワンインプット(1回の訪問は1回だけの入力で報告を書く)を基本コンセプトに、最小限の入力で営業情報を蓄積できる仕組みが特徴の営業支援システム(SFA:sales force automation)だ。販売価格は、最小構成20ユーザで100万円(税別)から。
ウェブハロー(商談進捗画面)
日立金属工具鋼は、工具鋼を販売する商社で2004年にメーカー特約店3社の営業機能が統合して誕生した。設立当時に不明瞭であった営業情報の「見える化」を実現すること、また専門商社の命題である営業力の強化や顧客に密着した営業活動の展開を目指し、営業支援システムを検討していたという。その中で同製品の以下の特徴を評価して採用にいたったということだ。
- インターフェースがわかりやすく、平均年齢43歳の営業担当者でも直感的に使えること
- 営業支援システムとしてのコンセプトが「顧客起点」であること(「案件起点」ではないこと)
- 日本的営業スタイルの要素を持ち、機能が過不足無く揃っていること
同製品の導入により課題であった「営業の見える化」も実現し、営業の活動内容をはじめ、顧客セグメンテーションから需要や競合状況について、キーマンがすぐにわかるようになったという。今後は、蓄積された営業情報を分析できる仕組みをつくり、さらなる顧客深耕と営業戦略の立案を進めていくとしている。
(ThinkIT編集局 千本松 歩)