
ホライズン・デジタル・エンタープライズ、メールに特化したウイルスソフトウェア「HDE Anti-Virus 4.5 SMTP Gateway」発売
ウイルス対策スパイウェアLinux
2007/2/6 20:20
低コストで検知率の高いウイルス対策を実現
ホライズン・デジタル・エンタープライズは2月6日、メール(SMTPプロトコル)に特化したゲートウェイ型ウイルス対策ソフトウェア「HDE Anti-Virus 4.5 SMTP Gateway」を2月27日より販売開始すると発表した。販売は全国のパートナー・ソフトウェア販売代理店経由で行い、価格は15ユーザ版で6万3,000円から。
同製品をメールプロキシサーバとして動作させることで、メールサーバの手前でウイルスを検知/隔離することでができる。ウイルス検知エンジンには、独立系テスト機関AV Comparativesが2005年に行ったテストで、ウイルス検知率No.1になったカスペルスキーラブスのエンジンを採用しているという。また拡張データベースを利用することによりスパイウェアにも対応することができるとのこと。
なお同製品は、Linuxサーバ管理ソフトウェアであるHDE Controller(3.0以上)とインターフェースが統合できるため、サーバの管理とアンチウイルスの設定を同じ管理画面から行える。HDE Controllerを利用したメールサーバが稼動している場合、同一サーバにインストールすることもできるという。
HDE Anti-Virus 4.5 SMTP Gatewayの設定画面
動作環境は以下の通り。
- Red Hat Enterprise Linux AS 2.1/3.0/4
- Red Hat Enterprise Linux ES 2.1/3.0/4
- Red Hat Enterprise Linux WS 3.0/4
- Turbolinux 8/10 Server
- CentOS 4
- MIRACLE LINUX V4.0
(ThinkIT編集局 千本松 歩)