
エルゴビジョン、開発プラットフォームにHOWSのAjax技術を全面採用
Ajaxユーザビリティ採用事例
2007/4/5 17:00
高度画像処理専門ソフトを使わずWebブラウザのみで利用可能に
エルゴビジョンは4月5日、同社のパッケージ製品およびシステムのフロントエンドのプラットフォームとして、HOWSのAjaxを全面採用することを決定し、技術提携すると発表した。
同社の製品の柱は画像処理技術で、これまで個々のパソコンへ専用ソフトウェアのインストールを行い、データの管理も個々のパソコンでしていた。それでは、多様化する顧客のニーズに応えられないとし、フロントエンドの技術刷新を行うことになった。
製品の特性上、画像データなどでもスムーズな画面描画や既存製品と同等の画面操作性を実現する必要があった。また、ユーザビリティ向上にともなうサービスの可能性を拡げる技術として、HOWSが提供するAjaxを活用したWebコンポーネントなどが最適であると考え、採用したとしている。
具体的には、位置情報/ビデオ映像連携システムのAjax化を行い、製品販売とカスタマイズをHOWSと共同で早急に推進していくとのことだ。
Ajax化によってユーザ層を広げ、製品販売後1年間で3億円以上の売上増加が見込めるとしている。
(ThinkIT編集局 安詮院 康広)