「Dragonfly 2.0.0」リリース ─ Valkey 9のRDB読み込みに対応
3年を経てメジャーバージョンを更新、GEOSEARCHSTORE追加やメモリー効率改善も
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DragonflyDB Development Teamは9月16日(現地時間)、インメモリデータストア「Dragonfly 2.0.0」をリリースした。
「Dragonfly」は、Redis、Valkey、MemcachedのAPIとの互換性を備えたインメモリデータストア。マルチスレッドの共有なしアーキテクチャを採用し、Linuxのx86-64およびArm64環境に対応する。
「Dragonfly 2.0.0」は、約3年ぶりとなるメジャーバージョンアップデートリリース。ただし、今回の版自体は大規模な新機能を導入するものではなく、成熟度や性能、本番環境への対応状況が新たな段階に達したことを示す節目と位置付けられている。
「Dragonfly 2.0.0」のハイライトは次の通り。
〇Valkey 9形式のRDBファイル読み込みに対応
〇位置情報検索の結果を保存する「GEOSEARCHSTORE」コマンドを追加
〇空きの多いDashTableページを回収する「MEMORY DEFRAGMENT-SEGMENTS」コマンドを追加
〇レプリケーションバックログを保持期間とメモリー使用量で制御可能に変更
〇接続処理、コマンド解析、メモリー使用量集計のオーバーヘッドを削減
〇使用後の大容量RDBシリアライズバッファーを解放するように改善
〇利用量の少ないクライアント入力バッファーを縮小する機能を追加
〇不正な「RESTORE」ペイロードの検証を強化
〇クラスターマイグレーションと階層型ストレージの不具合を修正
〇Streams、RESP3、圧縮リストの処理とメモリー集計を修正
など。
「Dragonfly 2.0.0」は、x86-64およびArm64向けのバイナリーとDEBパッケージ、x86-64向けRPMパッケージなどをGitHubから入手できる。Linux 4.14以降が必要で、性能面では5.10以降が推奨されている。Dragonfly本体のソースコードはBusiness Source License 1.1で公開されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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