「ReactOS 0.4.16」リリース ─ GUIインストーラーと統合イメージを導入

HD Audio、新ATAドライバ、Hyper-V、Server Coreにも対応

13:59

 ReactOS Teamは8月29日(現地時間)、オープンソースOS「ReactOS 0.4.16」をリリースした。

 「ReactOS」は、Microsoft Windows NT系OS向けに開発されたアプリケーションやデバイスドライバとのバイナリ互換性を目指すオープンソースのOS。Windows NTライクなカーネル、ドライバ、Win32サブシステムなどを独自実装している。「ReactOS 0.4.16」では、新しいグラフィカルインストーラーの採用、LiveCDとBootCDを統合したリリースイメージ、映像、音声、ストレージ、ネットワーク機能の改善、Server Coreインストール、Wine由来コードの更新などが行われた。

 「ReactOS 0.4.16」のハイライトは次の通り。
〇従来のBootCDとLiveCDを単一のリリースイメージへ統合
〇グラフィカルインストーラーで基本的なパーティション管理に対応
〇NVIDIA製グラフィックスドライバで発生する速度低下を修正
〇AMD製グラフィックスドライバでOpenGLのウィンドウが空白になる問題を修正
〇システムPTEを増加させ、サードパーティ製ドライバのメモリ割り当てを改善
〇新しいHD Audioバスドライバ、Kernel Mode Driver Frameworkを導入
〇音量と左右バランスの設定を再起動後も維持
〇新しいATAドライバを導入
〇Hyper-V Generation 1での起動とネットワーク接続に対応
〇Microsoft Virtual PC 2007のネットワーク接続を改善
〇FastFATを使用するFATパーティションのchkdskによる修復を修正
〇ディスククリーンアップツールを追加
〇非同期ネットワーク接続APIを実装
〇Explorerシェルを起動しないServer Coreインストールを追加
〇Wine由来コードをWine 10.0へ更新する作業を進展
〇16ビットWindowsアプリケーション向けにWineVDMを収録
〇381件のJira課題を解決
など。

 インストールメディアは、従来のBootCDとLiveCDから単一のリリースイメージへ統合された。起動時のメニューから、ReactOSを一時的に試用するライブ環境、グラフィカルインストーラー、従来型のテキストモードセットアップを選択できる。

 「ReactOS 0.4.16」は、SourceForgeから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
Release(GitHub)
ReactOS download

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored