Google、大規模アプリのバグテストツール「ClusterFuzz」をオープンソース化

2019年2月9日(土)

Googleは2月8日(現地時間)、大規模アプリのバグテストツール「ClusterFuzz」をオープンソース化したと発表した。

ファジングは、プログラムに大量のデータを入力して反応をチェックするバグ発見の手法で、2万5000台以上のコンピュータからなる大規模クラスタでも有効に動作する。一方、複数のマシンで作動するプログラムをこの手法でテストしようとすると作業が煩雑化する。「ClusterFuzz」は、この問題に対応するため、大規模クラスタでの利用を前提としている。

「ClusterFuzz」は、自動的にバグ検出からレポート作成までを行い、バグが修正されたら再テストを行う。Googleでは、Google Chromeの開発においてこのツールを利用し、1万6000を超えるバグを発見した実績があるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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