富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、OSSベースのデータ統合製品を販売開始

2013年1月18日(金)

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは1月16日、仏Talend S.A.100%出資の日本法人であるTalendと販売契約を締結し、「Talend Enterprise Data Integration」の販売を開始した。

「Talend Enterprise Data Integration」は、基幹システムや部門サーバーなど各種システムやアプリケーションに散在するデータを集約・整理し統合する、オープンソースソフトウェア(OSS)ベースのデータ統合製品(ETL)。PCの画面上で視覚的に操作でき、専門スキルがなくても容易にデータの連携や結合を行うことができる。さらに、システムごとに個別管理していたデータを一括管理することで、運用を簡素化し、管理コストを削減する。

「Talend Enterprise Data Integration」の特長は以下の通り。

■データを統合し、情報の有効活用を支援
・各種システムのデータを集約し、項目や形式などを統一するデータクレンジングや、重複削除、集計などのデータ加工を行い、膨大なデータを統合する。
・データウェアハウス(DWH)、CRMなどのパッケージアプリケーションをはじめSaaS型やクラウドのアプリケーションなど多彩な媒体と接続できる。

■わかりやすい操作かつ豊富な機能で容易にデータ統合を実現
・データ整理や関数など、あらかじめ用意された機能を用い、視覚的な画面操作でデータ統合を行うことができる。
・データベースの接続情報やテーブルレイアウト、データフォーマットなどをメタデータとして管理するので、複数人での作業やメンテナンスも容易に行える。

■ビッグデータおよびクラウドにも対応
・ビッグデータ対応としてHadoopにも接続でき、大量データの集約・整理・統合もスピーディーに行うことができる。
・Salesforce.comやSugarCRMなどのクラウドプラットフォームにも接続可能。

■短期導入が可能
・既存媒体とも柔軟に接続できるため、低コストかつ短期導入が可能。
・同社の多数のデータ統合実績とOSSに関する豊富なノウハウを生かし、高品質なシステムを短期で構築する。

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
http://www.ssl.fujitsu.com/

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