ウインドリバー、キャリアグレードNFV対応サーバープラットフォームをHPと共同開発

2014年2月28日(金)

ウインドリバーは、HPと協力して、NEBS規格に対応したHP ProLiantサーバーに対する、ウインドリバーのネットワーキング・通信用ソフトウェアの認定を行っていると発表した。

現在、ウインドリバーでは以下のネットワーキング・通信向け製品について、HPによる認定に取り組んでいる。

・Wind River Linux
・Wind River Open Virtualization
・Carrier Grade Profile for Wind River Linux

HPのサーバーラインアップには、通信サービス事業者やネットワーク機器メーカーのニーズに最適化された、キャリアグレードNEBS準拠サーバーがある。ウインドリバーのネットワーキング・通信向け製品は、認定テストの完了をもってHPの認定リストに加わる。これにより、通信市場に適した推奨ソフトウェアベンダとして認められることになる。ウインドリバーとHPは協力して、NFV(Network Functions Virtualization)アプリケーションへの迅速な対応に備え、COTSハードウェアを使用して総所有コストの削減を図れるように顧客を支援する。

Wind River Linuxは、最新のオープンソーステクノロジをベースにした豊富な機能、完全インテグレーション済み開発ツール、グローバルなサポートとメンテナンス体制、専門的なプロフェッショナルサービスを備えた、商用Linuxプラットフォームと、即使用可能なユーザエクスペリエンスを提供する。開発にはYocto Project開発基盤を採用している。Yocto Projectに対応していることで、クロスプラットフォームの互換性とコンポーネントの相互運用性を向上できる。

Wind River Open Virtualizationは、オープンソースのKVMテクノロジを最適化して、従来のIT仮想化製品の利用に付随するパフォーマンスの低下なしに、ネットワークサービスを仮想マシン上で展開できるようにする。キャリアグレードの要件を満たしており、通常、標準的なKVMの最大レイテンシは、ネイティブの場合より数千パーセント高くなるのに対し、ネイティブに近いハードウェアパフォーマンスを実現する。Yocto Projectベースの基盤上に構築され、キャリアグレードの仮想化を実現するOpen Virtualizationは、オープンソースの最新技術を生かしたType 2のハイパーバイザだ。

Wind River Linuxを基盤にしたCarrier Grade Profile for Wind River Linuxは、Carrier Grade Linuxの要件に対応できるターンキープラットフォームを提供する。Linux FoundationのCGL 5.0仕様に正式登録されており、Yocto Project Compatible製品上で初めて、キャリアグレードLinux機能を実現した。セキュアで標準ベースの高信頼性ソリューションが求められる、次世代の組込みLinux設計を可能にする。


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