IDCフロンティア、高負荷サービス向けのシステム環境構築や監視・運用をパッケージしたサービス

2014年3月1日(土)

IDCフロンティアは2月25日、高負荷のサービス向けに特化したシステムの環境構築や監視・運用サービスなどを総合的に提供する「ハイパフォーマンスデザインパック」を提供開始することを発表した。

ランキング上位の人気アプリの構築・運用経験をもとに、ページビューの規模ごとに最適なインフラ構成と運用監視をデザインし、テンプレート化して提供する。処理性能を極限まで引き出すチューニングを施した、通常よりも負荷に強くシステム規模の拡張がしやすいサーバーやネットワーク構成に加え、高負荷のサービスに適した運用や監視までトータルにデザインしている。

これにより、サービスの提供事業者は、一般的なサイト構成と比較した場合よりも多くの処理と通信が可能なサーバーを、メニューから選ぶだけで導入することができます。通信あたりのインフラコストや設計コストの低減だけでなく、運用工数も削減することが可能となる。

ハイパフォーマンスデザインパックはIDCフロンティアが持つ構築・運用ノウハウに基づき、インフラ構成や運用・監視までを総合的にデザインしパッケージとしてメニュー化したものであり、Webやデータベースサーバーなどミドルウェアの処理性能を約50~70%高めたサーバーと、構成に応じた監視や高負荷時の運用などがあらかじめデザインされている。本サービスを利用することにより専門の知識がなくとも高負荷に耐えうるサイトを容易に構築でき、運用や監視は任せることが可能。

ハイパフォーマンスデザインパックの特長は以下の通り。

・ランキング上位の人気アプリで利用実績の高いオープンソースのミドルウェアを採用。スケールしやすく負荷に強いインフラデザイン
・高速なNginxでトラフィックを処理し、MHA for MySQLで高可用性を実現
・サーバーチューニングにより同環境比70%増でのサイトページビューの処理が可能
・アクセス集中をさばく高度運用やモニタリングもデザイン化し利用者側での運用が不要


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