Dayz、Chromiumベースのウェブブラウザ「Kinza」を発表
2014年5月24日(土)
Dayzは5月22日、Google Chromeが採用しているウェブブラウザのオープンソースプロジェクト「Chromium(クロミウム)」をベースに開発した、シンプルで軽快なウェブブラウザ「Kinza(キンザ)」をリリースした。Kinzaの利用は無料で、Kinzaのオフィシャルサイトよりダウンロードすることができる。
Dayzでは、「ウェブサイトを閲覧する」というウェブブラウザの基本的な価値を徹底的にシンプルに追及することで、ユーザーに快適にインターネットを活用してもらいたい、ユーザーが考える理想のブラウザを提供したいという思いで、「Kinza」の開発を行った。
Kinzaには他のブラウザにはない独自機能などはない。ウェブブラウジングの快適性を邪魔するような余計な機能をすべて削ぎ落として、「ウェブサイトの閲覧を快適にする」という価値を、Google Chromeと同じオープンソースプロジェクト「Chromium」を活用して実現している。その上で、Google Chromeと同等の拡張性を備えているため、ユーザーの利用動向に合わせたカスタマイズが柔軟にできるのも特長。
また、Kinzaのユーザー掲示板をKinzaオフィシャルサイト内に用意し、ユーザーからの意見や機能要望を幅広く募集することでユーザーの声を開発に反映できる体制を作っていく。
その他のニュース
- 2024/12/11 オープンソースのエミュレーター「QEMU 9.2」リリース
- 2024/12/10 systemdの代替を目指すサービスマネージャ「GNU Shepherd 1.0」リリース
- 2024/12/9 軽量なLinuxディストリビューション「manjaro 24.2」リリース
- 2024/12/9 JavaScript/TypeScript対応Webフレームワーク「Astro 5.0」リリース
- 2024/12/8 openSUSE project、「openSUSE Leap micro 6.1」をリリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 国産ブラウザKinzaが取り組むユーザー主導の開発モデルとは
- 「Kinza 3.5.0」リリース
- 生まれ変わったJavaScript/ECMAScript
- Microsoft、Webブラウザ「Microsoft Edge」をChromiumベースに変更、新版を発表
- 分散処理に対応より「Chainer」が大幅な高速化へ、「iOS用Chrome」オープンソース化、ほか
- 目の中にレンズでAR 臨床試験も開始
- 「Nagios」「Hobbit」「ZABBIX」「Hinemos」を徹底比較
- JDIが高精細1058ppiのVR向け液晶を量産開始
- グーグルの再編:Alphabetになったところで開発者達に影響はない
- PRサイト運用時に知っておきたいこと