オープンソースのCMS「Drupal」に重要なセキュリティ修正
2021年5月30日(日)
drupal.orgは5月27日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 9.1.9/9.0.14/8.9.16」をリリースした。いずれもセキュリティ修正が施されたメンテナンスリリースとなっている。
「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。
「Drupal 9.1.9/9.0.14/8.9.16」では、システムの制御権が乗っ取られる危険のある脆弱性など、重要な脆弱性が修正されている。Drupalの管理者にはアップデートを適用することが強く推奨される。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス
その他のニュース
- 2025/2/11 「Wine 10.1.0」リリース
- 2025/2/10 通信経路秘匿技術「Tor」を搭載した「Tor Browser 14.0.6」リリース
- 2025/2/10 OSブートシステム「SysVinit 3.14」リリース
- 2025/2/7 KDEのソフトウェア群「KDE Gear 24.12.2」リリース
- 2025/2/7 「curl 8.12.0」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- オープンソースのCMS「Drupal 8.7.1/8.6.16/7.67」リリース、重要なセキュリティ修正
- オープンソースのCMS「Drupal」にセキュリティ修正の予告
- オープンソースのCMS「Drupal」にセキュリティ修正の予告
- オープンソースのCMS「Drupal」に極めて重要なセキュリティ修正、既に攻撃も確認
- オープンソースのCMS「Drupal」に重要なセキュリティ修正
- オープンソースのCMS「Drupal」に複数のセキュリティ修正
- オープンソースのCMS「Drupal」に2件のセキュリティ修正
- オープンソースCMS「Drupal 7.50」リリース
- オープンソースCMS「Drupal 7.44/8.1.3」リリース
- オープンソースCMS「Drupal 8.0.0」リリース