オープンソースのCMS「Drupal」にセキュリティ修正の予告

2018年3月26日(月)

drupal.orgは3月21日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal」にセキュリティ修正を行う予告を発表した。

「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。

今回の発表では、UTC 年3月28日 18:00〜19:30に「Drupal 7.x/8.3.x/8.4.x/8.5.x」についてセキュリティフィクスを行うとしている。対象となっている脆弱性の重要度は「Critical」となっており、またこの脆弱性はセキュリティ情報を公開した後数時間のうちにこの脆弱性を悪用される攻撃が可能になってしまう可能性があるとしており、同プロジェクトはユーザに対して準備時間を確保し、新バージョンがリリースされた直後にアップデートを適用することを推奨している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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