オープンソースCMS「Drupal 7.50」リリース
2016年7月9日(土)
drupal.orgは7月7日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 7.50」をリリースした。
「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。
「Drupal 7.50」は、「7.44」からのアップデートリリース。バージョン番号が離れているが、後方互換性は確保されている。同バージョンでは複数のバグ修正・セキュリティフィクスが施されているので、「Drupal 7」系列のユーザにはアップグレードが推奨されている。なお、Drupalの最新系列は「Drupal 8」系列。
「Drupal 7.50」では、バグフィクスのほか、MySQL利用時に絵文字などのUTF-8が利用できるようになるなど、機能向上も図られている。「Drupal 7.50」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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