オープンソースCMS「Drupal 8.0.0」リリース
2015年11月26日(木)
drupal.orgは11月19日(現地時間)、オープンソースのCMS「Drupal 8.0.0」をリリースした。
「Drupal」は、当初はBBSシステムとして開発されたシステム。PHPで実装されており、ApacheやIISで動作する。動作にはMySQL、PostgreSQL、MongoDBなどのRDBMSが必要。Drupalはユーザ管理、レイアウトカスタマイズ、ブログ作成システム、フォーラムなどCMSの基本的な機能をカバーしている。
「Drupal 8.0.0」では、スマートフォンなどに向けた、画面サイズに合わせて自動的にリサイズ可能なレスポンシブデザインに対応したことが特徴。管理画面もスマートフォンからアクセスできる。
また、Drupal 8.0.0のリリースに伴い、「Drupal 6」系列はサポート終了となる。「Drupal 6系列」のユーザは、7/8系列へのアップグレードか、Drupal からフォークしたBackdrop CMSへの移行が推奨されている。
「Drupal 8.0.0」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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