国内外から日本国内のWebサイトにSQLインジェクション脆弱性の存在報告
2016年3月17日(木)
情報処理推進機構およびJPCERT/CCは3月15日、日本国内外から国内のWebサイトにSQLインジェクションの脆弱性が存在することが複数報告されていると発表した。
海外からオープンソースのSQLインジェクション脆弱性診断ツール「sqlmap」を使用し、国内のWebサイトで動作するWebアプリケーションを対象としたSQLインジェクションの脆弱性を検出しようとするアクセスが行われているという。この動きは、組織規模の大小を問わず、中小企業のWebサイトや個人のWebサイトに対しても行われているという。
SQLインジェクション脆弱性のあるWebアプリケーションは、攻撃を受けると不正侵入、悪意のあるコードの実行、情報漏洩、Webサイトの改ざんなどの影響を受ける危険がある。これらを防ぐためには、WebアプリケーションにSQLインジェクションの対策を行う必要がある。なお、「sqlmap」の検出はは通常の対策を行っていれば回避できるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
JVNの記事
その他のニュース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
- 2024/12/22 「LibreOffice 24.8.4 Community」リリース
- 2024/12/21 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 1.8」リリース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
- 2024/12/21 セキュリティ調査向けLinuxディストリビューション「Kali Linux 2024.4」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。