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開発・テストへのクラウド導入で、素早い環境構築と運用コスト削減を実現

2011年2月28日(月)
太田 健一郎

構成・テスト済みのミドルウェア/ソフトウェアをすぐに利用可能

開発・テスト環境はそのパフォーマンスも重要なポイントです。SBDTICの仮想サーバーはインテル・アーキテクチャ・ベースで、別表のとおり、CPUは1~16まで、メモリー容量は2GB~16GB、ディスク容量が60GB~2TBと、規模に応じてプランを選択可能です。イメージを保存しておけば、あとからCPUなどの構成を変更するなどしてマイグレーションでも可能です。たとえば、統合開発プラットフォームの『Rational Team Concert』をなど利用して多人数で開発するような場合、開発の段階に応じて、人数が少ないときは2CPUからはじめて、あとからCPUを増やし、運用フェーズにまったらまた減らす、といった使い方も可能です。構成に応じて料金も伸縮しますので、コストも最適化できます。CPUのクロックは1.25GHz相当ですが、私が現在使用している64bit構成のゴールドプラン(4CPU、メモリー16GB、ディスク1TB)の場合、OSから見ると2.27GHzと表示されていました。スペック値以上のパフォーマンスは出すことができるのではと思います。

SBDTICのプランと仮想マシン構成
仮想マシン32ビット構成 Copper Bronze Silver Gold  
仮想CPU (1.25GHz) 1 1 2 4  
仮想メモリー(GB) 2 2 4 4  
インスタンス・ストレージ(GB) 60 175 350 350  
 
仮想マシン64ビット構成 Copper Bronze Silver Gold Platinum
仮想CPU (1.25GHz) 2 2 4 8 16
仮想メモリー(GB) 4 4 8 16 16
インスタンス・ストレージ(GB) 60 850 1024 1024 2048

サポートされるOSは、SUSE Linux Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linux 、Windows Server 2003/2008で、IBMミドルウェア/ソフトウェアはLotus、WebSphere、Information Management、Tivoli、そしてRationalシリーズが利用できます。ミドルウェアのライセンス料金は、お客様所有のIBMライセンスを使用するものや、必要に応じたソフトウェアを選択し、毎月利用しただけお支払いいただくものなどが利用するソフトウェアごとに設定されています。Rational製品は、2010年11月に『トークン』という新たなライセンス形態を発表しました。トークンとは年間チケットのようなもので、複数のトークンを購入しておいて、利用したいアプリケーションにそれを割り当てて使用できます。たとえば、パフォーマンステストをしたいときは『Rational Performance Tester』にトークンを使い、それが終わって機能テストをする場合は、そのトークンを『Rational Functional Tester』に割り当てるといった使い方ができます。期間ライセンスでありながら、Rational製品を横断的に利用できる形態となっており、よりコスト効率が向上します。

プリセットして提供しているミドルウェア、開発ツールとライセンス形態
IBM product images BYOL DUO PAYG Pre-release
Industry Application Platform
(WebSphere Application Server, DB2 Express-C, and WebSphere MQ)
     
Cognos Business Intelligence 10.1      
DB2 Enterprise Developer Edition V9.7      
DB2 Express-C 9.7      
Informix Developer Edition V11.5      
Lotus Domino Enterprise Server V8.5.2    
Lotus Forms Turbo V3.5.1  
Lotus Web Content Management V7.0    
IBM Mashup Center V2.0  
Rational Asset Manager V7.2.0.2      
Rational Build Forge V7.1.2      
Rational Quality Manager SE V2.0.1    
Rational Requirements Composer V2.0.0.1      
Rational Team Concert Standard Edition V2.0.0.2    
Tivoli Monitoring V6.2.2      
WebSphere Application Server V7.0  
WebSphere Portal Server and Lotus Web Content Management V7.0  
WebSphere sMash V1.1.1  
ライセンス・モデル
BYOL(Bring your own IBM license):お客様所有のライセンスを使用
DUO(Developer use only):開発者専用。別途申請により無償
PAYG(Pay as you go):従量制の課金
BYOSL(Brinig your own software and license):お客様所有のライセンスを使用

SBDTICでの環境構築はウェブのコントロールパネルから行えます。まずはソフトウェア構成別のイメージを選択し、CPUやVPN、IPアドレスなどの設定を決め、仮想マシンを作成します。構成にもよりますが、7分~10分くらい待つと出来上がります。作成した仮想マシンへのアクセス方法は、Windowsのリモートデスクトップ、LinuxならSSH、そしてウェブ・ブラウザーからと大きく3つあります。仮想マシンには、最初に選択したミドルウェアがセットアップされており、最終的な設定を少し行うだけで利用可能となります。なお、SBDTICの利用契約は、IBMと取引実績があるお客さまの場合、1週間程度、新規のお客様ならさらに1週間程度で契約が完了します。

SBDTICのセルフサービス・ポータル

SBDTICのコントロールパネルから、仮想マシンを作成

開発・テストにおいてクライアント環境が必要な場合、別のデスクトップクラウドと連携することも検討しています。クライアントの仮想マシンの生成/消去もすぐにでき、セキュリティーパッチなども自動で割当てることができます。私の以前の経験では、お客様のたくさんのレンタルPC1台ずつにセキュリティーパッチを適用させていた時代もありました。こうした手間を考えると、非常に大きな効率アップとなるでしょう。デスクトップクラウドの導入事例は、現在の事務系のお客様が多いのですが、開発者としても、OSのアップグレードやCPUのマイグレーションなどで利点があります。物理マシンでは、パワーが足りなくなったら買い替えして環境をセットアップしなおすなど、リードタイムがかかってしまいます。

日本アイ・ビー・エム株式会社

GBS ET&A 先進テクノロジー。
オープンソースとRationalツールを使ったテスト自動化を中心に各種のプロジェクトに携わる。テスト技法を活用したTDD(テスト駆動開発)の実践を夢見て奮闘中。Rationalツールを活用した迅速なアジャイル開発を促進するものとして、開発とテストをクラウド上で行うことに興味を抱き始めている。

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