連載 :
VPSサービスを複数台構成で使うサーバーリソースの監視
2011年7月28日(木)
Muninの設定
まずは監視サーバーの設定を行います。
以下の要領で設定ファイルを編集します。監視サーバーでは設定ファイルの中からホスト名だけ変更します。
(munin.confの60行目:ホスト名の変更) # sed -i 's/localhost/monsvr/' /etc/munin/munin.conf (munin-node.confの29行目:ホスト名指定) # sed -i 's/#host_name x86-19.phx2.fedoraproject.org/host_name monsvr/' /etc/munin/ munin-node.conf
そしてMunin-nodeとapacheを起動します。
# service munin-node start # service httpd start
※MuninはTCP:4949ポート、apacheはTCP:80ポートで待ち受けるようになります
最後に再起動後もmunin-nodeが自動的に上がるように設定しておきます。
# chkconfig munin-node on
監視対象サーバーの設定
続いて監視対象サーバーの設定を行います。
以下の要領でmunin-nodeの設定ファイルを編集します。監視対象サーバーでは設定ファイルの中からホスト名と監視サーバーのIPアドレスを変更します。
(munin-node.confの29行目:ホスト名指定) # sed -i 's/#host_name x86-19.phx2.fedoraproject.org/host_name host1/' /etc/munin/ munin-node.conf (munin-node.confの36行目:監視サーバーからのアクセス許可) # sed -i 's/127\\.0\\.0\\.1\$/10\\.0\\.0\\.1\$/' /etc/munin/munin-node.conf
そしてmunin-nodeデーモンを起動します。
# service munin-node start
最後に再起動後もmunin-nodeが自動的に上がるように設定しておきます。
# chkconfig munin-node on
数分ほどしたら監視情報が監視サーバー側に集まってくるので、適当なWEBブラウザで下記URLを開きます。
http://monsvr/munin/
デフォルトは5分の間隔で実行されます。これを変えたい場合は/etc/cron.d/muninを編集します。
vi /etc/cron.d/munin */5 * * * * munin test -x /usr/bin/munin-cron && /usr/bin/munin-cron <- */5の 部分を変更する
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