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ようやく開発者たちがApple Watchアプリを申請できるようになった

2015年4月9日(木)
ReadWrite Japan

Apple Watchに対する「これを一体何に使うのか?」という疑問は無くなっていない。そして今、iOSでの開発者たちなら誰でもWatchKitツールを使ってこの問いに答えを出すことが出来る様になる。アップルがApple Watchアプリの登録申請を受け始めた。

かつては限定されたパートナー以外はその機会を与えられておらず、また機会があったものはニュース、ソーシャル、ショッピング、旅行、フィットネスその他の限られた分野のアプリを提供したに過ぎなかった。

しかし今、開発者なら誰でもこの腕時計型デバイスを魅力的なものにできるチャンスがある。

ウォッチアプリとその申請の仕組み

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まず初めにアップルはXCodeを最新のバージョン6にするように推奨している。これにはiOS8.2のWatchKitフレームワークを含むSDKが入っている。詳細はアップルのウォッチアプリガイドラインを参照して欲しい。

全てのサードパーティー製アプリもその他コンポーネントとして動き、おそらくはシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供してくれる。アップルによるコンポーネントが動く仕組みは以下のようなものだ。

WatchKitアプリは2つのパートがある。iPhone上で動くWatchKitエクステンションと、Apple WatchにインストールされるUIのリソースだ。Apple Watch上でアプリが立ち上がると、WatchKitエクステンションがiPhone上でバックグラウンドで立ち上がり、UIを更新し、ユーザーの操作に反応する。WatchKitはiPhoneアプリをApple Watch向けに拡張する為の3つの方法を提供している。WatchKitアプリ、グランス、そしてアクション可能な通知(Actionable Notifications)だ。

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グランスはちょっとした情報を表示する機能で、iPhoneの通知センターの「今日」の様なものだ。「アクション可能な通知」機能では、ユーザーは通知に対して返信や、何かのタスクを実行できる。WatchKitアプリはApple Watch特有のやり方でアプリを操作、管理する為のUIを提供している。

基本的にApple WatchはiPhoneの延長線上で動作するもので、携帯上で動作しているアプリと連動する。アップルはApple Watch用のネイティブアプリを開発するキットを今年後半に提供する見込みであり、そうなればApple Watchに特化したアプリ開発も行えるようになる。

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もちろんアプリの登録にGOサインが出たからと言って、誰もが登録できるわけでは無い。アップルの審査は変わらず厳しい。このデバイスを確実に成功させる為に、ひょっとするとこれまで以上に基準は厳しくなるかもしれない。

エンドユーザーが設定して使うまで

エンドユーザーは4月24日のApple Watchの発売まで最新のiPhoneのアップデートを行うだろう。

これが手に入れば、ユーザーは以下の3ステップでApple Watchを使えるようになる。

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1: Apple WatchをiPhoneとペアリングする(iPhoneの「Apple Watch」アプリを開き、「ペアリングを開始」を押下し、Apple WatchをiPhoneのカメラの前に持ってくる。iOS8.2が載ったiPhone 5/5c/5S/6/6Plusが必要になる)

2: このアプリ内で、Apple Watch用の「App Store」を開く

3: アプリをダウンロードする

そしてアップルが公表していない第4もしくは5のステップ: これらのアプリが高値に見合うものかどうかを判断し、それが間もなく腕を飾ることになるものにふさわしいかどうかを評価する。

画像提供:
Watch Appスクリーン画像:Adriana Lee
その他画像:Apple

※本記事はReadWrite Japanからの転載です。転載元はこちらをご覧ください。

※本ニュース記事はReadWrite Japanから提供を受けて配信しています。

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