松屋がVRトレーニングを追加導入、お手本を見ながら調理手順を学ぶ
年末年始にかけてもVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。VR関連では、株式会社松屋フーズがVRトレーニングを追加導入したニュースが報じられました。同社では2019年から接客のVRトレーニングを導入しており、今回は新たに調理トレーニングが追加されました。
一方AR関連では、Apple Watchを活用したウェアラブルデバイスのクラウンドファンディング開始のニュースが注目を集めました。このデバイスはApple Watchをセットし片耳に装着することで、Apple Watchの情報を目の前で確認できるようになります。
接客の次は調理 松屋がVRトレーニング導入を拡大
株式会社松屋フーズは「調理VRトレーニング」を追加導入しました。調理VRトレーニングでは、受講者はVRヘッドセットを装着し、お手本を見ながら調理手順や器具の使い方などを学びます。VRで調理手順を学ぶほか、セルフ店接客や券売機操作、トラブル対応も行えます。
開発を行ったのはeラーニングのデジタル・ナレッジとVR制作で知られる積木製作。松屋フーズは2019年に接客VRトレーニングを導入済みで、「教育時間の短縮や店長の労働時間削減、コストカットなどの成果を上げた」とコメントしています。今後、松屋を中心にVRトレーニングを全国に展開の予定です。
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接客の次は調理 松屋がVRトレーニングをさらに導入
https://www.moguravr.com/matsuya-foods-vr-training-2/
ソーシャルVR「Rec Room」が2,000万ドル調達 ユーザー数は昨年比3倍に
VRゲームスタジオRec Roomは、シリーズCラウンドで2,000万ドル(約20.6億円)の資金を調達しました。本調達には世界最大規模のベンチャーキャピタルSequoia Capital(セコイア)らも参加しています。今回の調達分を合わせたRec Roomの累計資金調達額は5,000万ドル(約51.5億ドル)に達しています。
今回の調達により、Rec Roomはユーザーを拡大し、米国で若年層に人気の巨大オンラインゲームプラットフォーム「VRのRoblox」を目指します。同社のソーシャルVRサービス「Rec Room」は、2020年9月に月間アクセス数が4,000万回を突破、総ユーザー数は昨年と比較しておよそ3倍に拡大したとのことです。
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ソーシャルVR「Rec Room」が2,000万ドル調達 ユーザー数は昨年比3倍に
https://www.moguravr.com/rec-room-7/
Apple Watchがスカウターに 日本生まれのウェアラブルデバイス「ホロスター」
Apple Watchを活用したウェアラブルデバイス「ホロスター」のクラウドファンディングが開始されました。デバイスの仕組みはApple Watchの文字盤をハーフミラーを通して見るというシンプルなものです。価格は9,800円(税込)からです。
「ホロスター」を装着することで、Apple Watchの時計や通知機能、通話、地図といった各機能を目の前に表示可能。Apple Watch Series 6では、心拍数や血中酸素濃度など表示する機能が搭載されており、「ホロスター」と組み合わせることで、着用者のこめかみ部分から数値を測定し、数値を目の前で確認できます。
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Apple Watchがスカウターに 日本生まれのウェアラブルデバイス「ホロスター」
https://www.moguravr.com/holostar-crowdfunding/
国土交通省が「Project PLATEAU」発表、3D都市モデル活用とオープンデータ化を推進
国土交通省は、国内3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)」を発表、ポータルサイトを公開しました。
同プロジェクトでは、都市計画基本図などの2次元地図情報と、航空測量によって取得した建物や地形の形状・高さを組み合わせ、3Dモデルを作成します。その後、建物や土地利用の状況を調査し、情報を付与することで3D都市モデルを構築します。構築された3D都市モデルは誰でも利用可能なオープンデータとして公開される予定です。
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国土交通省が「Project PLATEAU」発表、3D都市モデル活用とオープンデータ化を推進
https://www.moguravr.com/project-plateau/
※本ニュース記事は「Mogura VR」から提供を受けて配信しています。
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