HTTPリクエストを簡単に!npm requestを使う方法【初心者向け】

2018年1月26日(金)
TechAcademy

今回は、npm requestについて解説します。

HTTPリクエストを簡単に行いたい場合に参考にしてみてください。実際にrequestをインストールして使う手順を書いているので、自身でも書きながら理解していきましょう。

なお本記事は、TechAcademyのNode.jsオンライン講座の内容をもとに作成しています。

npm requestとは

npm requestとは、npmを利用して利用することができるHTTPリクエスト機能です。

HTTPリクエストとは、HTTPは Hypertext Transfer Protocol (ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル)を要求することです。

ハイパーテキストとは、HTMLファイルです。トランスファーは、受け渡しを意味し、プロトコルは決まり事で、規約とも呼ばれます。

つまり、HTTPリクエストとはHTMLファイルの受け渡し上の規約と言う事です。

npm requestを利用することでこのHTML受け渡しの機能を簡単に利用できます。

npmとは、Node.jsのパッケージマネージャです。

npm requestを使う方法

インストールコマンド

npm install request

解説

npm install requestでnpmを利用したrequestモジュールのインストールが可能です。

npm installについての記事も合わせて参考にしてみて下さい。

HTTPリクエスト方法

ソースコード

var request = require('request');
request.get('http://techacademy.jp', function(err, res, body) {
  if (err) {
    console.log('Error: ' + err.message);
    return;
  }
  console.log(body);
});

実行結果

テックアカデミーのソースコードが表示されます。

解説

1行目の、var request = require(‘request’);では、requireを利用してrequestモジュールを呼び出しています。

2行目の、request.get(‘http://techacademy.jp’, function(err, res, body) {では、http://techacademy.jpというURLをパラメーターとしてページ情報を取得しています。

3行目の、if (err) {では、2行目の処理がエラーだった場合の条件を指定しています。

4行目の、console.log(‘Error: ‘ + err.message);では、3行目の条件に当てはまる場合エラーメッセージを表示する処理をしています。

5行目の、return;では、4行目のエラー表示後処理を終了する処理をしています。

6行目の、}では、3行目の処理を終了しています。

7行目の、console.log(body);では、2行目の処理で無事データリクエストが完了しページデータを取得できた場合に、データを表示結果のように表示しています。

8行目の、});では、2行目の処理を終了しています。

今回は、npm requestについて解説しました。

HTTPリクエストを行う際にぜひ参考にしてみてください。

また、オンラインのプログラミングスクールTechAcademyでは、Node.jsオンライン講座を開催しています。

Node.jsを使ってWebアプリケーションを開発することができます。

現役エンジニアがパーソナルメンターとして受講生に1人ずつつき、マンツーマンのメンタリングで学習をサポートし、最短4週間で習得することが可能です。


TechAcademyマガジンは、オンラインのプログラミングスクールTechAcademyが運営する教育×ITに関するWebメディアです。トレンドや最新情報など役に立つ記事を発信しています。
https://techacademy.jp/magazine/

連載バックナンバー

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています