連載 [第126回] :
  週刊VRウォッチ

Facebookの新型VRヘッドセット「Oculus Rift S」今春発売 国内価格は49,800円

2019年3月25日(月)
Mogura VR
本記事はVR専門メディア「Mogura VR」から提供されているもので、国内外のVR関連情報をいち早く、正しく、分かりやすくお伝えします。

先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでもサンフランシスコで開催されたGDC 2019にて発表された新型VRヘッドセット「Oculus Rift S」は大いに注目を集めました。

Oculus Rift Sは、2016年3月に発売されたOculus Riftの改良型デバイスです。外部センサーを排した「インサイドアウト方式」を採用するなど、過去に「使いやすさ」の面で課題と指摘されていた点を解決しています。

Oculus Rift Sがお披露目されたプレス向けイベントでは、フェイスブックのVRプロダクト部門を率いるネイト・ミッチェル氏が登壇。Rift Sを「Riftの次のステップだ」と語りました。

Oculusが新VRヘッドセット「Rift S」発表 外部センサー不要、49,800円で今春発売

Oculusは、サンフランシスコで開催されたGDC 2019にて、PC向け新型VRヘッドセット「Oculus Rift S」を発表しました。発売は2019年春の予定。価格は399ドル(日本国内向けの価格は49,800円)と発表されています。

Rift Sは、外部センサー不要のトラッキングシステム「Oculus Insight」を採用。手のトラッキングを担う新型Touchコントローラーは、一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」とRift Sの両機種で利用可能です。推奨PCスペックはRiftと同様で、互換性もあります。

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Oculusが新VRヘッドセット「Rift S」発表 外部センサー不要、49,800円で今春発売
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HP、PC向け新型VRヘッドセット「Reverb」発表 左右各2Kで価格は600ドル

HPは、PCに接続して使用する新型のVRヘッドセット「Reverb」を発表しました。2017年末に発売されたWindows Mixed Realityヘッドセット(WinMRヘッドセット)の新型となります。左右それぞれ約2Kの高解像度が特徴で、2019年4月下旬に発売されます。

解像度は左右でそれぞれ2160×2160と、初代の1440×1440から向上しました。全体のピクセル数は2.25倍に増加しています。一方リフレッシュレートは90Hzを維持し、初代と同程度の視野角を維持しています。ヘッドホンが一体型となるなど、デザインは大幅に変更になりました。装着方法は左右と頭頂部のマジックテープで行います。重量は500gです。

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HP、PC向け新型VRヘッドセット「Reverb」発表 片目2K、価格は600ドル
https://www.moguravr.com/hp-reverb/

VR/AR標準化「OpenXR」の暫定仕様が公開 Oculus等は2019年内に対応

様々なVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化する「OpenXR」の暫定仕様が公開されました。

OpenXRは様々なVR/ARプラットフォームでのデバイス・アプリ間の仕様を標準化する取り組みです。OpenXRにより標準化が進むと、アプリケーションデベロッパーは、現在はデバイスごとに必要となっている、アプリのコード調整が不要になります。またデバイスメーカーはどのランタイムにも対応可能になります。さらにVR/ARランタイムベンダーも、対応できるアプリとデバイスが増加します。

今回の公開と合わせ、すでにマイクロソフトのWindows Mixed Reality(MR)ヘッドセット等が開発者向けに対応を開始しています。またEpic Gamesのゲームエンジン「Unreal Engine」やOculusも、2019年中のサポートに向けて進めています。

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VR/AR標準化「OpenXR」の暫定仕様が公開 Oculus等2019年内対応
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任天堂の「Nintendo Labo: VR Kit」は64種類のVRゲームを搭載。自分でVRゲームも作れる

任天堂株式会社は、「Nintendo Labo」シリーズの新作「Nintendo Labo: VR Kit(ニンテンドー ラボ VRキット)」の紹介動画を公開しました。VRゴーグルの組み立て方から各Toy-Conの遊び方が紹介されています。

動画では64種類のVRゲームを体験できる「VRひろば」も紹介。Joy-Conで直接操作するものからToy-Conを使用するものまで様々な遊びが用意されています。また、シンプルなプログラムを使って自分でVRゲームを作れる「Toy-ConガレージVR」など、体験できるすべての「遊び」が紹介されています。

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任天堂の「Nintendo Labo: VR Kit」は64種類のVRゲームを搭載。自分でVRゲームも作れる
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