先週もVR/ARに関するニュースが多数報じられました。なかでも注目すべきは、Varjoの新型VR/ARヘッドセット「XR-1」の開発者版の発表でしょう。
XR-1は2019年2月に法人向けに発売されたVRヘッドセット「VR-1」をさらに進化させたもので、前面についたカメラを通して高解像度で現実を見るAR機能が追加されています。
また、先週は中国のnrealによるMRデバイス「nreal light」の一般発売時期と価格なども発表されました。nrealは手軽に使えるMRデバイスを目指しており、nreal lightはメガネ型の形状と88gという軽量が特徴となっています。
Varjoが新VR/ARヘッドセット「XR-1」発表、人の目レベルの超高解像度で現実の風景を
フィンランドのVRヘッドセットメーカーVarjoは、新型のVR/ARヘッドセット「XR-1」の開発者版を発表しました。XR-1は2019年後半に発売予定です。現時点では、価格や日本での販売は未定です。
XR-1は前面に2基の高性能カメラを搭載し、高解像度で現実の風景を見る、ビデオシースルー型のAR機能が追加されています。Varjoは「世界で初のフォトリアルなMR」を実現するとしています。
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Varjoが新VR/ARヘッドセット「XR-1」発表、人の目レベルの超高解像度×現実の風景も見れる
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メガネ型MRデバイス「nreal light」499ドルで来年に一般発売 開発者版は今年9月に提供
中国のnreal社は、メガネ型MRデバイス「nreal light」の一般発売時期と価格などを発表しました。価格は499ドル、発売時期は2020年初旬とされています。先行してリリースされる開発者版は、2019年9月に提供されます。
nreal lightは、メガネ型の形状と88gという軽量さが特徴のMRデバイスです。スマートフォンやPCに接続して使用します。アプリケーションは専用のMRアプリのほか、スマートフォン向けのARアプリや通常のAndroidアプリも動作可能にするとのことです。
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メガネ型MRデバイス「nreal light」499ドルで2020年一般発売 開発者版は今年9月から提供
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エンタープライズ向け裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Pro」発表、5,500ドルで先行販売開始
2019年5月29日、Looking Glass Factory社はオールインワン型のホログラフ・ワークステーション「Looking Glass Pro(ルッキンググラス・プロ)」を発表しました。企業などにおける商用利用向けとなっており、販売価格は6,000ドル(約66万円)です。
「Looking Glass Pro」は、15.6インチのディスプレイにコンピュータが内蔵されており、PCを接続することなく単体で動作します。またLooking Glass Proでは、ディスプレイの表面はタッチパネルとなっており、表示された3Dモデルを指先で回転させるなど、直感的な操作が可能になっています。
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エンタープライズ向け裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Pro」発表、5,500ドルで先行販売開始
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任天堂の「VR Kit」にUnityが対応 Switch向けVRゲーム制作が可能に
ゲーム制作エンジン「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社は、任天堂株式会社のNintendo Switch向け製品「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」の「VRゴーグルToy-Con」をUnityでサポートすることを発表しました。
これにより、Nintendo Switchの開発者はVRゴーグルに対応したアプリケーションの開発にUnityを利用できるようになります(任天堂のプラットフォームの開発者になるには、Nintendo Developer Portalで開発者登録をする必要があります)。
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任天堂の「VR Kit」にUnityが対応 Switch向けVRゲーム制作が可能に
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