HTCから新型VIVE Focusか、正体不明のヘッドセットが確認される

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、HTCの新型VRヘッドセットの存在が確認されたという報道でしょう。

このニュースは、米国の通信法・規制を実施する政府機関である連邦通信委員会（FCC）の報告書から明らかになりました。書面ではブランド名が「VIVE」となっており、「VIVE Focus」の新バージョンではないかと予測されています。

HTCの「正体不明」ヘッドセットが確認される。VIVE Focusの新バージョンか

HTCが新たなVRヘッドセットを開発している模様です。FCCの報告書では、VIVEシリーズの新VRヘッドセットについて記述されており、添付図等から「VIVE Focus」の新バージョンである可能性が示唆されています。

この新ヘッドセットのもうひとつの可能性は、HTCが2020年初頭にティザー画像を公開した、次世代一体型VRヘッドセット「Project Proton」です。

本ニュースの詳細はこちら：
HTCの“正体不明”ヘッドセットが確認される。VIVE Focusの新バージョンか
https://www.moguravr.com/vive-focus-new-version/

ファーウェイ、6DoF対応の新型VRグラスを発表。発売は2021年予定

中国のファーウェイが、新VRグラス「Huawei VR Glass 6DoF Game Set」を発表しました。発表によれば「Huawei VR」は、6DoF対応のインサイドアウト方式のトラッキングを採用しているとのこと。ミリメートル単位トラッキング精度を持つと説明されています。

ハンドコントローラーはOculus製品に近いデザインとなっています。公開された画像からは、アナログスティックや各種ボタンの存在が確認できます。「Huawei VR」の発売は2021年4月の予定です。開発者向けには2020年末に提供予定としています。現在のところ価格は不明です。

本ニュースの詳細はこちら：
ファーウェイ、6DoF対応の新型VRグラスを発表。発売は2021年予定
https://www.moguravr.com/huawei-vr-glass-6dof-game-set/

ソニーが「空間再現」ディスプレイ「ELF-SR1」発表 ソニーストアで展示

ソニーは3D裸眼立体視ディスプレイ「ELF-SR1」を10月31日に発売します。頭にデバイスを装着する必要なしに、3D映像を裸眼で立体的に見ることができます。ソニーストアでの価格は50万円（税別）です。

ソニーは「ELF-SR1」を「空間再現」ディスプレイと呼称しています。「ELF-SR1」は水平・垂直・奥行に対し、目の位置を検出する独自の視線認識センサーを搭載しており、ヘッドセットなしの裸眼で立体的な3D映像を見ることができます。デザイン制作業務やアパレル、美術館、イベントでの活用を目指します。

本ニュースの詳細はこちら：
ソニー、“空間再現”ディスプレイ「ELF-SR1」発表 ソニーストアで展示
https://www.moguravr.com/sony-elf-sr1/

超広視野角VRのPimaxが2,000万ドル調達、顧客サポートやロジスティクス改善へ

中国のVRヘッドセットメーカーPimaxは、シリーズBラウンドで2,000万ドル（約21.2億円）の資金調達を行いました。今回の資金で課題のロジスティクスを強化し、「新たな開発段階に入るマイルストーンになる」と次の局面に入ったことを示唆しました。

Pimaxは高解像度・広視野角のVRヘッドセット「Pimax」シリーズを開発しています。同社は2017年にクラウドファンディングKickstarterで420万ドル（約4.6億円）を獲得、シリーズAラウンドで約1,500万ドル（約15.8億円）の資金を調達しています。

本ニュースの詳細はこちら：
超広視野角VRのPimaxが2,000万ドル調達、顧客サポートやロジスティクス改善へ
https://www.moguravr.com/pimax-funding/