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| VMware仮想サーバのクラスタ管理の簡略化とフェイルオーバーの自動化を実現 | ||||
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シマンテックは1月29日、仮想サーバソフトウェア「VMware」が稼働する異種混在のデータセンターにディザスタリカバリを含む高可用性を提供する「Veritas Cluster Server 5.0 for VMware ESX」の販売を開始した。同製品は「Veritas Server Foundation」の中核製品として販売される。 同製品は、VMwareによる仮想サーバ環境のリモートフェイルオーバーを簡略化して自動化し、クラスタ化された仮想および物理サーバを管理することができる。これにより、以下のような仮想マシンまたはアプリケーション障害への対応を行うことができるという。
表1:障害への対応
また、VMwareの「VMotion」と「Distributed Resource Scheduler」を認識し、シームレスに相互運用することによって、VMwareの高度な機能を最大限に活用することができるという。具体的には、計画保守のためにVMotionを使用して仮想マシンを別のサーバに移動した場合でも、その移動を認識した上で必要な処理を行い、それに合わせてクラスタの状態を更新することができる。 エンタープライズストラテジー担当グループのアナリスト、ブライアン バビニュー氏は「Veritas Cluster Server for VMware ESXは、距離やプラットフォームを問わず、仮想および物理サーバ環境で稼働するミッションクリティカルなアプリケーションのダウンタイムを短縮できる単一のプラットフォームを提供し、VMwareユーザの作業を簡略化する」と述べている。 (ThinkIT編集局 千本松 歩)
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