
ウィンワークスとアイログ、HSCM(ヒューマン・サプライチェーン・マネジメント)で協業
人的資源最適化サプライチェーン
2007/3/22 14:00
小売り・サービス業における人材配置問題を解決するソリューション
ウィンワークスとアイログは3月22日、HSCM(ヒューマン・サプライチェーン・マネジメント)の分野において、ウィンワークス製品にアイログ製品を組み込む内容でパートナー契約を締結したと発表した。
HSCMとは、ウィンワークスが提唱する人的資源を最適活用するためのコンセプトである。ウィンワークスでは、このコンセプトに則ったソフトウェア製品「WINWORKS One」とコンサルティングを提供している。
今回の協業によって、「WINWORKS One」にアイログの人的資源の最適化製品である「ILOG CPLEX」を組み込み、HSCMのコンセプトをさらに推進していくという。具体的には、「WINWORKS One」によって算出された売上や来店客、POSなどのデータから必要人員需要数に対して、「ILOG CPLEX」が各スタッフの勤務可能予定やスキル、シフトルール、雇用契約条件、労働基準法などの条件を考慮して、最適な勤務スケジュールを設定できるとのことだ。
両社は、小売、流通、サービス業を対象に販売戦略を進め、共同マーケティングを行うとのこと。WINWORKS Oneの価格は、導入支援料金を含めて4,000万円からで、ウィンワークスでは本年度中に10億円の売上を目指しているという。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)