日本オラクル、新バージョンの「Oracle Secure Enterprise Search 10g」を発表

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日本オラクル、新バージョンの「Oracle Secure Enterprise Search 10g」を発表

Oracle検索エンジン連携コネクタ

2007/4/3 11:00

機密データの検索サポートと柔軟なセキュリティ機能を追加

日本オラクルは4月2日、企業内向け検索エンジンの新バージョンとして「Oracle Secure Enterprise Search 10g Release 1(10.1.8)」の出荷を開始したと発表した。

同製品は、以前のバージョンから「Oracle Database」や「Oracle Portal」「Oracle Content Database」などに対するセキュア・サーチ機能を備えている。これに加え、今回発表したバージョンでは、連携用のコネクタ製品「Oracle Secure Enterprise Search Connector」によって「Oracle E-Business Suite 11i」や日本オラクルの製品以外の情報ソースからの検索にも対応した。

主な対応製品は以下の通り。

  • Oracle Siebel
  • Windows NT File System
  • EMC Documentum Content Server
  • IBM FileNet Content Manager
  • IBM Lotus Notes/Domino
  • Microsoft Exchange Server
  • Microsoft SharePoint Portal Server
  • OpenText Livelink ECM

このコネクタとの連携機能によって、物理的にシステムを統合することなく検索をはじめとした情報の統合が可能となるとのことだ。

また同製品に新たに追加されたセキュリティ・プラグイン機能によって、企業情報ソースにおける固有の認証や承認が可能となる。なおID管理製品として「Oracle Internet Directory」以外に、「Microsoft Active Directory」や「Sun Java System Directory Server」「OpenLDAP」などに対応するフレームワークも提供する。

Oracle Secure Enterprise Search 10g Release 1(10.1.8)の価格は393万7,500円(税込み/1プロセッサ)または7,875円(税込み/1指名ユーザ)で、すでに出荷を開始している。

また他社製品とのコネクタ「Oracle Secure Enterprise Search Connector」の価格は393万7,500円(税込み/1コネクタ)とのこと。

問い合わせ先

日本オラクル株式会社

URL:http://www.oracle.co.jp/

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(ThinkIT編集局  神保 暢雄)

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