日本オラクル、統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」の提供開始

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日本オラクル、統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」の提供開始

統合管理オープンシステムOracle

2007/4/11 14:00

ビジネス視点のトップダウンアプローチによる統合管理ソリューションを提供

日本オラクルは4月10日、エンタープライズ統合管理ソリューションの最新版、「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」の提供を開始したと発表した。価格は、1プロセッサあたり37万5,000円となる。対応プラットフォームは管理サーバ、管理エージェントともに、Linux x86、Microsoft Windows(32bit)で、他のものについては順次対応していくとのこと。

Oracle Enterprise Manager 10g Release 3の管理画面

Oracle Enterprise Manager 10g Release 3の管理画面

日本オラクル 常務執行役員 システム製品統括本部長 三澤 智光氏は「メインフレームではすべてのレイヤを一元的な管理を行うことができた。オープンシステムにおいては、データベースやアプリケーションサーバなどのそれぞれのレイヤで、個別のソリューションで管理している。このためオープンシステムでは、システム全体の把握が難しくなってきている」と現状を指摘する。

日本オラクル 常務執行役員 システム製品統括本部長 三澤 智光氏

日本オラクル 常務執行役員 システム製品統括本部長 三澤 智光氏

三澤氏によれば、「Oracle Enterprise Manager 10g Release 3」を利用することで、オープンシステムの一元的な管理を実現できるという。同製品はアプリケーションのレイヤから、障害箇所を特定していくトップダウンのアプローチによって、障害を(ドリルダウンしながら)把握することができる。これにより、管理工数が軽減できるとのことだ

また製品のデモでは、同製品の特徴的な機能として、GUIベースで各プロセステストを自動的に作成できる「add SOAP Test」や、アプリケーションのバージョンやパッチを管理できる「Oracleホーム用クリティカル・パッチ・アドバイザ」などを取り上げた。

問い合わせ先

日本オラクル株式会社

Oracle Direct

TEL:0120-155-096

URL:http://www.oracle.co.jp/contact/

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(ThinkIT編集局  曽我 一弘)

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