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| Apache設定ファイルとSSL設定ファイルの設定 | ||||||||||||||||||||||||||||
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Apache 2.2では、SSLの設定内容を独立したSSL設定ファイルに記述できるようになっています。デフォルトのApache設定ファイルは、SSL設定ファイルの読み込みがコメントアウトされています。設定ファイルを修正し、SSL設定ファイルが読み込まれるようにしましょう。 各種環境でのSSL設定ファイルを有効にする方法は表6の通りです。 aptでSSL設定ファイルを有効にする場合は、「/usr/share/doc/apache2.2-common/examples/apache2/extra/」の配下の「httpd-ssl.conf.gz」がssl設定ファイルのサンプルになります。「httpd-ssl.conf.gz」を「/etc/apache2/sites-available/」にコピー・解凍し、「ssl」という名前に変更してください。 以上の設定でSSL設定ファイルが有効になりました。
表6:SSL設定ファイルを有効にする方法
表7:SSL設定ファイル修正内容 |
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| SSL設定ファイルを修正する | ||||||||||||||||||||||||||||
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続いてSSL設定ファイルを修正しましょう。今回は、VirtualHostディレクティブと鍵・証明書のみ修正します(表7)。なお、aptを利用されている方は、sslサイトを有効にする必要があります。コマンド「# a2ensite ssl」を入力し、実行してください。 また、Apache設定ファイルとSSL設定ファイルのパスに空白文字が含まれる場合、ダブルクォーテーションで囲む必要がありますので注意してください。 以上で、sslサイトが有効になりましたので、Apache+SSLの設定が完了です。 |
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| Apacheの起動とSSLでの接続 | ||||||||||||||||||||||||||||
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それでは、Apacheを起動し動作確認をしてみましょう。 Apache起動後、Webブラウザで「https://サーバのIPアドレス/」にアクセスしてください。なお、今回は正式なCAを利用したデジタル証明書でないため、アラートが表示されます(図1)。アラートを無視し、「このサイトの閲覧を続行する(推奨されません)。」のリンク押し、操作を続行します。WebブラウザのURLをみて、httpsで接続されていることを確認してください。 |
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| まとめ | ||||||||||||||||||||||||||||
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今回はApache+SSL環境の構築について解説しました。Apacheが起動しない、もしくはhttpsで接続できない方は、エラーログになんらかの情報が記述されていますので、適宜対応してください。 さて次回は、Apacheの各種設定やチューニングについて解説していきましょう。 |
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