|
||||||||||||||||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 解答 | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
1ページ目の問題の解答を掲載します。解答には、問題の正解やその理由だけでなく、用語や重要事項などが詳しく解説されています。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
| 第1問の解答: A | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
スレッドを作成し、そのスレッド上で処理を実行するには以下の手順に従います。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
13行目のmainメソッド内でThreadオブジェクトを作成し、そのstartメソッドを呼び出しています。ここでは、Runnableインタフェースを引数に取るコンストラクタを利用してThreadオブジェクトを作成しています。Xクラスは01〜11行目までに定義したRunnableインタフェースを実現したクラスとなります。Runnableインタフェースは、以下のメソッドを持ちます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
public void run()
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
runメソッドは、startメソッドにより呼び出されるので、スレッド上で実行したい処理を記述します。 14行目のstartメソッドの呼び出しにより、Runnableインタフェースを実現したXクラスの02行目のrunメソッドが呼び出され、「run」と表示します(A)。runメソッドが終了すると、スレッドは終了します。 14行目で呼び出したstartメソッドは、Threadクラスのメソッドであり、Xクラスのstartメソッドは呼ばれません。また、stopメソッドもスレッドによって自動的に呼ばれることはありません。Threadクラスにはstopメソッドがあり、以前のJ2SDKでは、スレッドを終了したいときに利用しましたが、現在は推奨されないメソッドになっています。したがって、Aが正解です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| 第2問の解答: E | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
12行目のmainメソッドが実行されると、13行目でRunnableインタフェースを実現したAクラスを引数としたスレッドが作成され、startメソッドの呼び出しにより、実行可能な状態になります。同様に、14行目でも新たにスレッドが実行可能な状態になります。 新たに作成された2つのスレッドは、同じクラスを元にしているので、同じ処理を行います。 処理される内容は03〜09行目のrunメソッドです。ここでは、インスタンス変数x、yの値を1ずつ増加して表示します。2つのスレッドはそれぞれAクラスのオブジェクトを作成していて、x、yはインスタンス変数なので、2つのスレッドはそれぞれ変数x、yを別々のものとして持ちます。つまり、それぞれのスレッドの持つ変数x、yは互いに影響し合うことはありません。片方のスレッドが05行目でx++を行ったあとでスレッドが切り替わり、もう一方のスレッドがx++を実行したとしても、別の変数xに対する処理になります。よって、xとyの値は常に等しいことになります。 また、x、yの値は、それぞれ1ずつ増加するので、x=1、y=1のあと、連続してx=1、y=1が表示されるとは限りませんが、2度同じ数字が出現します。 したがって、正解はEとなります。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
| 第3問の解答: A、D | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
各選択肢に関する説明は以下のとおりです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
したがって、AとDが正解です。 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
書籍紹介 徹底攻略Java 2プログラマ問題集 Platform 1.4対応
SUN Java認定コースを担当する著者が臨場感ある問題と解説を書き下ろし!出題傾向をカバーする精錬問題を豊富に用意しているので、短期間で効率よく学習できます。実際の出題傾向を問題に盛り込むほか、詳しい解説をそれぞれ用意。単純な正否だけでなく、選択肢ごとになぜこれが正しいか、誤っているかその根拠をていねいに紹介しています。最終章の総仕上げ問題で試験の模擬対策も万全です!発売日:2004.12.17発売 販売価格:3,360円(税込) |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||


