MySQLでマルチマスター型クラスターを実現する「MySQL InnoDB Cluster 」の解説
■DBMSの停止は重大問題
情報システムの中核であるDBMS、その停止は重大問題です。システムトラブルによる停止はもちろん、メンテナンスによる停止であってもお客様へのサービス提供が継続できなくなることは、ビジネス的にも大きなインパクトがあります。
■アクティブ/スタンバイ構成の課題
現在多くの企業で、アクティブ/スタンバイ構成が使われています。しかしこの方式は障害発生時に、フェールオーバーによるダウンタイムが発生します。システム停止が許されないシステムでは、例え数分の停止でも致命的です。一方アクティブ/アクティブ構成であれば、DBサーバーが同時に稼働しているためシステム停止は発生しません。また常に稼働状態のため、ハードウェア資源を効率的に使用することができます。
■マスタースレーブ方式からマルチマスター方式へ
アクティブ/アクティブ構成を実現するためには、DBサーバー間の同期をマスタースレーブ方式から、マルチマスター方式にする必要があります。これまで技術的に難しかったマルチマスター方式ですが、「MySQL InnoDB Cluster」によって多くの企業で使われるようになってきました。例えば株式会社ロコンドをはじめとした大規模ECサイトやWebサービス事業者などで採用されています。
■「MySQL InnoDB Cluster」 で実現する高可用性
このようにMy SQLの高可用性を実現する方法の一つとして、「MySQL InnoDB Cluster」 を導入する方法があります。本セミナーでは、アクティブ/アクティブ構成とマルチマスター方式について解説し、MySQLのマルチマスター型クラスターである「MySQL InnoDB Cluster」ついてご説明します。
■プログラム
・17:45~18:15 受付
・18:15~18:55 セッション1 MySQLにおける高可用性/HAの実現とマルチマスターの概要
(スマートスタイル 営業部 内藤)
・18:55~19:45 セッション2 MySQL InnoDB Cluster の実装技術とメリットを解説
(スマートスタイル 技術部 高橋)
・19:45~20:15 セッション3 MySQL InnoDB Clusterユーザ導入事例
(登壇者調整中)
・20:15~20:30 質疑応答