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| オラクル、SOAを活用し、RFID市場を拓く | ||||
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12月25日、伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)と日本オラクルは協業体制を強化し、RFIDビジネス分野に本格参入すると発表した。本発表は2006年5月にRFIDビジネスを推進するために発足した「CTC Oracle RFID Initiative」の活動を強化し、RFIDビジネス市場を開拓していくことをあらわしている。 これにより、CTCはSOA基盤によるRFIDの構築を推進し、日本オラクルは11月29日に発表した「Oracle EDA Suite」を推して行く形になる。また、CTCはRFIDに関するサービスを「CTC RFIDビュッフェサービス」と名づけ、以下のメニューで用意している。
表1:CTC RFIDビュッフェサービス
RFIDの需要は年々高まってきており、実験段階から導入段階に移りつつある。しかし、企業システムの連携は必須であり、SOAといった統合環境での運用が求められていた。このような全社的な広がりが必要なRFIDの導入にはSIサービスも必要とすることから、本発表は強力なソリューションとなりうるだろう。 また、既に具体的な事例として、平成18年度経済産業省の物流プロジェクトがある。 (ThinkIT編集局 安詮院 康広)
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