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ターボリナックス株式会社
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ターボリナックスのソフトウェアが小中学校におけるオープンソースソフトウェア実証実験に採用

2006/12/7
リサイクルPCを活用したLinuxデスクトップの導入

   ターボリナックスは12月6日に、経済産業省・財団法人コンピュータ教育開発センターの平成18年度教育情報化促進基盤整備事業「Open School Platform」の公募事業「茨城県神栖市・かすみがうら市・つくばみらい市地域プロジェクト」でTurbolinux FUJIおよびTurbolinux 10 Serverが採用されたことを発表した。

   このプロジェクトは、民間企業、自治体および政府において導入が進みつつあるオープンソースソフトウェアベースのIT環境を学校に導入し、オープンソースソフトウェアプラットフォームの教育現場への普及を促進させるべく、実証実験を行いその成果の普及をはかるものである。また実証実験を通して、ソフトウェアの選択肢の拡大およびIT人材育成を狙った施策でもある。

   実証実験は日立情報通信エンジニアリングのリユースPC「Reco」を導入し、アドービジネスコンサルタントが中心となって進めていくとのこと。実証実験期間は、平成18年8月〜平成19年3月まで。

   この実験には大学や研究機関から、茨城大学人文学部、茨城大学工学部情報工学科、国際化JP株式会社、上越教育大学、成蹊大学理工学部情報科学科、広島大学大学院工学研究科、メディア教育開発センターが参加している。

   また企業からは、アドービジネスコンサルタント、アルファコンピュータ、ターボリナックス、日本アイ・ビー・エム、日立情報通信エンジニアリング、ベイサンが参加している。

   2004年10月から2005年5月まで実施された「教育現場におけるオープンソース実証実験」では様々な成果が出ており、今回の実証実験にも期待が寄せられる。

問い合わせ先
ターボリナックス株式会社
TEL:03-5766-1660
http://www.turbolinux.co.jp/

(ThinkIT編集局  曽我 一弘)