TOPThinkIT News> SWsoftがLinux/UNIXとWindowsの両プラットフォームに対応したサーバ管理ソフトPlesk 8.1を提供開始
ThinkIT News
SWsoft株式会社
SWsoft株式会社

SWsoftがLinux/UNIXとWindowsの両プラットフォームに対応したサーバ管理ソフトPlesk 8.1を提供開始

2006/12/7
サーバ管理ソフト「Plesk」が大幅に機能強化し、Linux/UNIX版の機能がWindows版でも利用可能に

   2006年12月6日、SWsoftは日本語環境を含むマルチ言語対応サーバ管理ソフトのLinux/Unix版 Plesk 8.1およびWindows 版Plesk 8.1を発表した。Pleskはホスティングサービスプロバイダ向けに開発されたサーバ管理ソフトウェアで、単一のサーバ上でシステムおよびアプリケーションをインストールしたり管理することできるものだ。

   これまでWindows版はバージョンが7.6、Linux/UNIX版は8.0であったが、今回発表されたPlesk8.1ではLinux/UNIX版とWindows版のプラットフォームを共通化している。そのためLinux/UNIX版のみに提供されていた機能の多くがWindows版でも利用可能になったという。

管理画面の例
図:管理画面の例


Plesk 8.1の新機能

   Linux/UNIX版Plesk 8.0のみで提供されていた機能がWindows版にも追加されたことにより、管理者および顧客にとって、使いやすさとシステムの管理性が向上した。ほかにもカスタムデスクトップの改良、ユーザフレンドリーなニュース管理機能など、数々の重要なアップデートが含まれている。またFedora Core 5をはじめ、より多くのディストリビューションをサポートしている。この他にも表1にあげる機能が強化されている。

Pleskデスクトップ
管理者およびクライアントは主要な管理機能に迅速にアクセスすることが可能となり、ミッションクリティカルな情報や統計情報にすばやくアクセスアクセスすることができる。
カスタマイズ可能なインターフェーステンプレート
管理者がテンプレートをカスタマイズし、個々のユーザに割り当てることができる。
Virtuozzo OSレベル仮想化ソフトとの統合の向上
Virtuozzoとのシームレスな統合によって、ホスティングプロバイダはより効率的に管理することが可能。Plesk 8.1はVirtuozzoと高度に統合されており、仮想環境の運用に最適化されている。ユーザは、従来と比較して15%以上の仮想プライベートサーバを単一物理サーバ上にホスティングすることができる。
Acronis True Image Server 9.1
Pleskには Acronis True Image Server 9.1が統合されており、管理者はサーバ操作を中断させることなく、ディスクのバックアップイメージを作成や、システム全体の復元を簡単かつ素早く行うことができる。
Autoinstaller V3
管理者が複数サーバの展開やアップグレートを効率的かつ高いコスト効率にて行える。

表1:新機能の概要

   同社によれば、これまで異なっていたLinux/UNIX版とWindows版のリリース時期が今後は共通に行われるとのことだ。

問い合わせ先
SWsoft株式会社
TEL:TEL:03-3556-0211
http://www.swsoft.com/jp

(ThinkIT編集局  森谷 一敏)