ボーランド、「JBuilder 2007日本語版」の販売を開始
EclipseJava統合開発環境
2007/2/15 14:00
Eclipseベースの統合開発環境により、オープンソースツールの活用と生産性・品質の確保を両立
ボーランド デベロッパーツールズ事業本部は2月14日、EclipseベースのJava開発ツールの最新バージョン「JBuilder 2007日本語版」の販売を開始した。製品の出荷は、2月28日からとなる。価格は、Enterprise版が31万5,000円(税込み)、Professional版が10万2,900円(税込み)、Developer版が5万400円(税込み)となる。
同製品は、生産性の高いRAD(Rapid Application Development)機能を持つJava開発ツールJBuilderの最新版で、オープンソースツールを柔軟に取り込めるEclipseベースの新しい統合開発環境をプラットフォームとして採用している。なお、旧バージョンのJBuilderプロジェクトをすばやく取り込めるマイグレーションウィザードを用意しており、容易にアップグレードを行えるとしている。
JBuilder 2007日本語版製品画面
その他、主な機能は以下の通り。
- UML 2.0対応のモデル図とJavaコードのリアルタイム連動をサポートするTogetherを搭載
- Optimizeit 2007 for Eclipseの搭載によりパフォーマンス問題の解決を強力に支援
- EJBやWebサービスのビジュアル開発をサポート
- チーム開発を効率化するピアツーピア機能などチーム開発支援機能を搭載
なお、JBuilder 2007日本語版の詳細については、以下のイベントにて紹介されるという。
- 第4回 CodeGearデベロッパーキャンプ(3月6日:東京・目黒雅叙園)
- http://www.borland.com/jp/events/dcamp/
ボーランドの開発ツール部門は今後「CodeGear」として、開発者に100%フォーカスしたビジネスの展開を開始すると発表しており、本製品はその取り組みの1つであるという。
(ThinkIT編集局 千本松 歩)