
ターボリナックス、「InfiniTalk」拡販のためのパートナープログラムを開始
IP-PBXIP電話InfiniTalk
2007/3/14 14:00
IP-PBX製品をワンストップで提供できるパートナーの育成
ターボリナックスは3月14日、同社のIP-PBXソフトウェア「InfiniTalk」のビジネス拡大を目的としたパートナープログラムを開始したと発表した。
InfiniTalkは、オープンソースソフトウェアによるPBX「Asterisk」をベースとしたもので、NTT東西のひかり電話ビジネスタイプやMEDiA IP PHONEなどに直接接続できるなど拡張が施されている。
高価なメディアゲートウェイを必要とせず、低コストでIP電話環境を構築できるほか、カスタマイズやIVR(音声自動応答)を利用したセルフサービス向けの開発プラットフォームとしても活用できるとのことだ。
従来は同社もしくは特定のパートナー経由で販売を行っていたが、今後の需要増加に対応するため、提案から導入、保守までをワンストップで行えるSIパートナーの育成を目的としてパートナープログラムを開始するという。
InfiniTalkパートナープログラムは、SIerやネットワークインテグレーターに対し、PCサーバベースのIP-PBXによる付加価値ビジネスを促進するためのものだ。これまで電話関連商材を取り扱ったことのない企業に対して、営業やマーケティング、技術面でのバックアップを行うとのこと。さらに案件の紹介やソリューション開発支援、パートナーが開発した関連ソリューションの相互販売など、パートナーのビジネス機会創出も目的としている。
このプログラムへの参画に際しては「TurboLINKS基本プログラム」への加入が必要とのこと。TurboLINKS基本契約および技術トレーニング、評価用ライセンス、バックエンドサポートなどを含んだ年間契約料金は30万円。
同社では、今後1年間に全国で50社程度までパートナーを増やす予定とのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)