
住友電工情報システム、ワークフローシステムの最新版「楽々WorkflowII Ver.3.1」の販売を開始
基幹業務ワークフローシステム日本版SOX法
2007/3/15 17:00
Excel帳票出力機能と業務テンプレート集を追加
住友電工情報システムは3月15日、基幹業務用ワークフローシステムの最新版「楽々WorkflowII Ver.3.1」の販売を開始した。
同製品の最新版ではExcel帳票出力機能と業務テンプレート集を追加し、従来のコンセプトである「短期間」「低コスト」「簡単な作業」でのワークフローシステム導入をより推し進められるとしている。
同社によると、日本版SOX法が成立したことを受け、企業における内部統制の整備が緊急の課題となると共に、ワークフローシステム構築の需要性が高まっているという。「楽々WorkflowII」は、本格的なワークフローシステムの短期構築・簡単運用が可能であり、中堅企業から大企業まで幅広く導入・活用されているとのこと。
楽々WorkflowII Ver.3.1では以下のような特徴を備えたという。
- 短期間での導入が可能
- 稟議申請や旅費精算申請、休暇願など、一般企業でよく使われる10種類の申請書類について、申請内容入力画面や承認経路をあらかじめ作成した業務テンプレート集を用意。各申請画面は新たに作成することなく、テンプレートから選択して各企業固有の経路を追加するだけでワークフローシステムを構築・運用できる。
- 低コストでの導入が可能
- 出力する帳票のレイアウト定義にはExcelを使用するため、別途高機能の帳票ソフトを購入する必要がない。専用の帳票ソフトを使用する場合に比べて導入コストを下げることが可能。
- 簡単な作業で導入が可能
- Excelで帳票レイアウトを作成し、HTML形式で保存することにより、Excelイメージがそのままワークフロー画面に反映される。これにより帳票と画面のデザインの統一が容易になり、すでにExcelで帳票を作成している企業の場合は、導入/運用の手間を大幅に軽減できる。
1CPUあたりのパッケージライセンス価格は、Linux版およびWindows版が250万円、UNIX版が350万円とのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)