
ノークリサーチ、9割近くがWindowsを使用、「2007年中堅・中小企業のPCサーバ導入実態調査報告」を発表
中堅・中小企業サーバOSWindows
2007/6/12 15:00
9割近くが「Windows」を使用、「Linux」などの他OSは目立った変化なし
ノークリサーチは6月11日、2007年中堅・中小企業のIT導入実態調査を実施し、その分析結果を発表した。対象企業は全国の民間企業(年商5億円以上500億円未満)で、調査分析期間は2007年1月〜5月だ。
同レポートでは、中堅・中小企業に設置されているサーバのメーカシェアは2006年に続き「NEC」が22.2%と最も高いシェアを占めており、「富士通」18.0%、「日本IBM」16.7%となった。トップの「NEC」と5位の「日本HP」の差は10ポイントで、混戦模様となっている。
利用されているサーバOSのシェアでは、「Windows 2000」が38.5%と最も多く、「Windows 2003」が35.8%、「Windows NT」が14.5%であった。Windows系OSの利用率は合わせて約9割となり、06年から比べ、さらなるデファクト化が進んでいる。
サーバOSの種類
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
Windows系OSの内訳は、「Windows 2003」は9.9ポイント増で順調に割合を伸ばしているが、「Windows NT」「Windows 2000」といった旧OSも未だに約5割あり、根強く残っているという。同調査では、他にもCPUタイプやサーバの形状、サーバ購入先などについて調査している。
(ThinkIT編集局 曽我 一弘)