「VirtualBox 7.2.18」リリース ─ VDI差分イメージのデータ破損を修正
Windows 11 ARMゲストや3Dアクセラレーションのクラッシュにも対応
23:22
Oracleは9月15日(現地時間)、仮想化ソフトウェア「VirtualBox 7.2.18」をリリースした。
「VirtualBox」は、Windows、Linux、macOS、SolarisなどのホストOS上で仮想マシンを実行できるデスクトップ向け仮想化ソフトウェア。WindowsやLinuxなどをゲストOSとして動作させることができ、基本機能を提供するプラットフォームパッケージはGPLv3で公開されている。
「VirtualBox 7.2.18」は、VirtualBox 7.2系列のアップデートリリース。VDI形式の差分ディスクでデータが破損する可能性がある問題をはじめ、Windows 11 ARMゲストのブルースクリーン、Linuxホストで3Dアクセラレーションを利用した際の仮想マシンプロセスのクラッシュなどが修正された。
「VirtualBox 7.2.18」のハイライトは次の通り。
〇RHEL 9.8のファイルオープンAPI移行に対応
〇アンインストール時に共有DKMSディレクトリを保持するように変更
〇LinuxホストおよびゲストでRHEL 10.3のカーネルに対応
〇LinuxゲストでLinux 6.12.103向けのビルドを修正
〇保存状態から復元したWindows 11 ARMゲストでブルースクリーンが発生する問題を修正
〇VDI差分イメージでブロック全体にゼロを書き込み、イメージを開き直すとデータが破損する問題を修正
〇Linuxホストで3Dアクセラレーションを有効にした場合に仮想マシンプロセスがクラッシュする問題を修正
〇ファイルシステムのルート直下にあるファイルを共有クリップボードでコピーすると、ファイル名の先頭文字が削除される問題を修正
〇FREDを利用できないAMDシステムでのLinuxホスト用モジュールのビルドを修正
〇Linuxカーネル7.3向けのコンパイル問題を修正
など。
VDI差分イメージにおけるデータ破損の修正には注意が必要。スナップショットなどで差分イメージを利用している環境では影響を確認し、重要な仮想ディスクをバックアップしたうえで更新することが推奨される。
Virtualboxは、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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