「Samba 4.23.13」リリース ─ KDC暗号化設定の解析に対応
SMB3署名やCTDBなど7件の不具合を修正、winbindのクラッシュやPOSIX ACLなど
10月4日 22:46
Samba Teamは10月1日(現地時間)、オープンソースのファイル/プリンター共有ソフトウェア「Samba 4.23.13」をリリースした。
「Samba」は、Windowsで利用されるSMBプロトコルをオープンソースで実装したソフトウェア。LinuxやBSDなどのUnix系OSとWindowsとのファイル/プリンター共有に利用できるほか、Active Directory互換のドメインコントローラとしても動作する。
「Samba 4.23.13」は、Samba 4.23系列の最新安定版となるアップデートリリース。KDC暗号化設定の解析対応や、SMB3のセッション確立時における署名処理、クラスター構成で利用されるCTDB、winbind、POSIX ACLなどに関する7件の不具合が修正された。
「Samba 4.23.13」のハイライトは次の通り。
〇KDCで利用する暗号化方式の設定において、大文字の「0X」で始まる16進数を正しく解析できるよう対応
〇SMB3の「SESSION SETUP」応答が常に署名されるように修正
〇「winbind max domain connections」を1より大きく設定した際にwinbindがクラッシュする問題を修正
〇非正規の順序で記述されたNT ACLを処理する際、POSIX ACLバックエンドがエラーを通知せず破棄する問題を修正
〇有効なクライアント名でも、smbdが作成する一時ディレクトリ名が「NAME_MAX」を超える問題を修正
〇CTDB環境でPythonの「smbconf transaction_start()」にtallocスタックフレームがない問題を修正
〇CTDBのデータベース操作が誤ったノードに対して実行される問題を修正
など。
「Samba 4.23.13」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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