「GNOME 50.3」リリース ─ WebDAVのHTTPSダウングレードと認証情報漏えいを防止

Mutterのクラッシュ、AMD GPUのリモートデスクトップ支援、SMB認証も修正

7月30日 23:51

 GNOME Release Teamは7月17日(現地時間)、デスクトップ環境「GNOME 50.3」をリリースした。

 「GNOME」は、LinuxなどのUNIX系OSで利用されているオープンソースのデスクトップ環境。デスクトップシェル、ウィンドウ管理、システム設定、ファイル管理、各種標準アプリケーションなどで構成され、現在はWaylandを中心としたデスクトップセッションを提供している。

 「GNOME 50.3」は、GNOME 50系列のアップデートスリリース。ハイライトは次の通り。
〇WebDAVのリダイレクト処理を修正し、HTTPSからのダウングレードと認証情報漏えいを防止
〇Samba 4.24との組み合わせでSMBの認証フォールバックが機能しない問題を修正
〇ワークスペース切り替え時にウィンドウのスタック順が誤って変更される問題を修正
〇スクリーンキャストでダメージ領域が不正に累積する問題を修正
〇Mutterで発生する複数のクラッシュを修正
〇Waylandクライアントへpreferred_scaleイベントを確実に送信するよう修正
〇text_input_v3 version 1クライアントでオンスクリーンキーボードが誤って表示される問題を修正
〇アニメーション中にワークスペースが削除されることを防止
〇検索結果の説明をスクリーンリーダーで読み上げるよう改善
〇ロック画面のメディア通知における間隔を修正
〇GNOME Shellのメモリリークを修正
〇GNOME Remote Desktopでamdgpuのハードウェアアクセラレーションを修正し、有効化
〇GNOME Remote Desktopで再接続に失敗する問題を修正
〇GNOME Softwareのメモリリークを修正
〇GSSDPでユニキャストソケットへバインドできないリグレッションを修正
〇libadwaitaの初期スタイル読み込みを高速化
〇AT-SPIブリッジの終了処理で発生する可能性があるクラッシュを修正
〇GNOME MusicでGriloの使用を終了し、LocalSearchを直接利用
など。

 「GNOME 50.3」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースアナウンス
リリースノート(GNOME 50)

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