日立、ブロックチェーン技術の利用環境を提供するクラウドサービスを開始

2017年5月13日(土)

日立製作所は5月9日、ブロックチェーン技術の利用環境を提供するクラウドサービス「Blockchain PoC環境提供サービス」を開始した。

「Blockchain PoC環境提供サービス」は、ブロックチェーン技術を実装した「Hyperledger Fabric(ハイパーレジャー・ファブリック)」の利用環境を提供するサービス。本サービスにより、ブロックチェーン技術を活用したアプリケーションプログラムの開発や、さまざまな分野におけるブロックチェーン技術の適用可能性の検証を迅速かつ容易に実施できる。

ブロックチェーン技術は、改ざんが極めて困難であり、複数のシステムで取引の履歴を分散共有し、結果を確認し合うことで、取引の正当性・透明性を確保することが可能となる。日立は、The Linux Foundationが設立したブロックチェーン技術の共同開発プロジェクトである「Hyperledger Project」のプレミアメンバーとして、オープンコミュニティによる開発に参画するとともに、貿易金融や自動車保険のプロトタイプ開発など、金融分野のさまざまな業務でブロックチェーン技術の活用に積極的に取り組んでいくという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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プレスリリース

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